SP値/溶解度パラメータの基礎と高分子相溶性予測への適用

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セミナー概要
セミナーNo.
131125
開催日時
2013年11月26日(火) 10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  52,360円 (本体価格:47,600円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
・1名につき47,250円(税込、資料付き)
※大学生、教員のご参加は、1名に付き受講料10,500円です。(ただし、企業に在籍されている研究員の方は除きます。)
特典
・2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料(2名で49,980円)※ただし、2名とも案内登録をしていただいた場合に限ります。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
講座の内容
趣旨
 SP値/溶解度パラメータの定義、測定法、推算法および基礎的な適用事例などを解説した上で、高分子材料の相溶性予測への適用に関して解説する。
 ポリマー溶液、ポリマーブレンドの相溶性予測、ランダムコポリマーの場合の取り扱い、あるいはブロックコポリマーのミクロ相分離構造予測などに関して、SP値の利用を中心に解説するが、分子シミュレーション、平均場理論の利用など、より進んだ方法論の紹介まで話題を広げたい。さらに、種々の推算・計算機シミュレーションによる相溶性予測の精度、実用性、および実際に計算・推算を行っていく上でのノウハウ的な内容に関しても解説したい。
プログラム
1.SP値/溶解度パラメータの基礎
  1-1.SP値の定義
    1-1-1.HildebrandのSP値
    1-1-2.混合の熱力学
    1-1-3.HansenのSP値
  1-2.測定法
    1-2-1.低分子のSP値測定
    1-2-2.高分子のSP値測定
  1-3.適用事例
    1-3-1.耐溶剤性
    1-3-2.相溶性
    1-3-3.コンポジット分散性
2.高分子材料のSP値の計算・推算方法
  2-1.原子団寄与法による推算
    2-1-1.原子団寄与法の特徴
    2-1-2.原子団寄与法によるSP値予測の例
  2-2.グラフ理論(Bicerano法)による推算
    2-2-1.Bicerano法の概要
    2-2-2.Bicerano法の精度
  2-3.分子シミュレーションによる推算
    2-3-1.分子シミュレーションの種類
    2-3-2.分子動力学シミュレーションの概要
    2-3-3.高分子非晶モデルによるSP値推算の手順
    2-3-4.高分子非晶モデルによるSP値推算の例
3.SP値を用いた高分子材料の相溶性予測
  3-1.Flory-Huggins理論
  3-2.χパラメータの予測
    3-2-1.χパラメータとは
    3-2-2.SP値からの予測
    3-2-3.分子シミュレーションからの直接的な予測
  3-3.高分子溶液の相溶性予測
  3-4.高分子ブレンドの相溶性予測
  3-5.コポリマーの取り扱い
    3-5-1.ランダムコポリマー間のχパラメータ
    3-5-2.Miscibilitywindow
    3-5-3.ブロックコポリマーのモルフォロジー予測
4.高分子材料の相溶性予測の実用性
  4-1.SP値の精度
    4-1-1.低分子のSP値の例
    4-1-2.高分子のSP値の例
    4-1-3.各種SP値推算法の精度比較
  4-2.相溶性予測に求められる精度と現状の予測精度の比較
    4-2-1.ポリマーブレンドの相溶性予測
    4-2-2.ブロックコポリマーの場合
    4-2-3.高分子材料の相溶性予測の実用性
【質疑応答・名刺交換】
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