「ポテポテで流動性が無い。」、「うまく塗れない。」、「時間が経つと凝集したり、粘度が増加したりする。」、「粒子そのものは小さいはずだが、スラリー中でなかなか小さくできない。」などの問題を解決!

微粒子分散安定化のための必須知識

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セミナー概要
略称
微粒子分散安定化
セミナーNo.
140605
開催日時
2014年06月25日(水) 10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
昼食・資料付き
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
講座の内容
受講対象・レベル
これから粒子分散に携わる人~中堅技術者
習得できる知識
粒子分散に使用する材料・道具、粒子分散のための材料の見方、粒子分散系のマクロな性質と成分間の相互作用の因果関係などの情報を提供し、実際に粒子分散の配合や処方を決定できるように解説します。
趣旨
粒子分散系は、導電ペースト、電池、セラミックス、コーティング、インキ、など様々な分野で利用されているが、「ポテポテで流動性が無い。」、「うまく塗れない。」、「時間が経つと凝集したり、粘度が増加したりする。」、「粒子そのものは小さいはずだが、スラリー中でなかなか小さくできない。」などの問題に直面するケースが多い。本講座では、上記の諸問題を解決するために必要となる、粒子を分散安定化するための基本的な考え方、粒子と分散剤(高分子)と溶剤の最適な組み合わせ方、親和性を定量的に考えるための評価尺度、分散剤の作用機構・最近の開発動向と配合量の決め方、分散機の種類と最近の開発動向などを平易に解説する。
プログラム
1.粒子分散の基本的な考え方
  1.1 粒子分散とは一次粒子の凝集体(二次粒子)を解凝集する工程である。
  1.2 粒子分散を単位過程に分けて考える ~ぬれ、機械的解砕、安定化~
  1.3 主要成分(粒子、分散剤や樹脂、溶剤)の親和性はどうあるべきか
  1.4 粒子の分散状態や分散安定性と粒子分散系の性質
  1.5 粒子分散の評価法
2.分散プロセス概論
  2.1 一般的な分散機の種類と特徴
  2.2 パス分散と循環分散
  2.3 ナノサイズ分散
   2.3.1 ナノサイズ分散機の特徴
   2.3.2 異種分散方式の組み合わせ
  2.4 ビュルドアップ分散
3.溶剤系における粒子分散の実際
  3.1 溶剤、粒子の表面張力とぬれ性 ~だから溶剤系はぬれを意識しなくてもよい~
  3.2 粒子、分散剤や樹脂の酸塩基性の評価法
  3.3 分散剤、分散用樹脂の分子設計と選択
  3.4 分散配合、分散剤配合量の決め方
  3.5 最近の高分子量顔料分散剤の開発動向
4.溶解性パラメーターの活用
  4.1 溶解性パラメーターって
  4.2 三次元溶解性パラメーター(Hansenパラメーター)
  4.3 溶剤選択と溶解性パラメーター
  4.4 樹脂や粒子の溶解性パラメーターと親和性
  4.5 溶解性パラメーターも表面張力も根っこは同じ分子間力
5.水性系における粒子分散の実際
  5.1 水の溶剤としての特異性
  5.2 水性系での疎水性粉体の分散ではぬれのプロセスが重要
   5.2.1 粒子の親水‐疎水性度とぬれ
   5.2.2 粒子の乾燥凝集状態とぬれ ~ガス吸着を用いた凝集隙間の評価~
  5.3 水性系における安定化の考え方と事例
   5.3.1 DLVO理論のエッセンスと実用分散系に適用する際のチェック項目
   5.3.2 水の構造と疎水性水和
   5.3.3 疎水性相互作用による樹脂吸着と分散安定化
  5.4 ぬれと安定化を両立する粒子表面の最適親水性度
  5.5 共存有機溶剤の影響
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