1.はじめに
2.高分子系複合材料の分類・特性と応用分野
2-1.構成材料による分類
2-2.損傷・破壊機構の分類と特性への影響
2-3.応用分野と要求特性
2-4.ナノ複合化技術と高分子系ナノ複合材料の開発動向
3.織物ガラス/エポキシ積層材料の損傷・破壊特性評価
3-1.微視構造を考慮した弾性特性の推定法
3-2.損傷発生・進展のクライテリオン
3-3.破壊力学パラメータの評価方法
3-4.損傷進展シミュレーション結果と実験結果との比較
4.高分子系ナノ複合材料の弾性特性予測と損傷特性評価
4-1.カーボンナノチューブとカーボンナノコイル
4-2.ユニットセルモデルの構築法
4-3.平均化された弾性特性の推定法
4-4.損傷進展シミュレーションと破壊強度の予測
5.高分子材料の自己修復機構
5-1.これまで提案された自己修復機構の分類と修復率評価方法
5-2.高分子系複合材料への適用時の問題点
6.自己修復性を有する高分子系複合材料の開発動向
6-1.中空繊維に液体の修復剤を閉じ込める手法
6-2.マイクロカプセルに液体の修復剤を閉じ込める手法
6-3.毛細血管(microvascular)ネットワークを用いる手法
6-4.マトリックスに固体の修復剤を分散させる手法
6-5.形状記憶合金を用いる手法
6-6.Diels-Alder反応を利用する手法
7.界面剥離自己修復性を有する高分子系複合材料の開発
7-1.マイクロカプセルを用いた界面剥離自己修復性付与の手法
7-2.強度回復効果の検証
7-3.強度回復効果向上のための微視構造最適化
7-4.マイクロカプセル剥離シミュレーション
7-5.界面剥離自己修復性を有する複合材料中の損傷進展シミュレーション
8.おわりに
【質疑応答・名刺交換等】