2017年07月24日(月)
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よくある質問
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電子回路開発・設計者、電子機器のEMC対策をされる方、これらのご担当後間もない方
電子回路の基礎知識、電気物理の基礎知識(大学理系程度)
・EMCで問題にしているノイズとは何か、がわかる
・ノイズが何故発生するのか、が理解できる
・ノイズ問題を解決する際の効率の良い考え方が習得できる
・どうすればノイズを減らせるのか、が理解できる
電子機器の開発の中で、商品化間近になって行われるEMC(電磁両立性)試験は、難物の一つです。対象によって取るべき手
法が違い、同じ基板でも、筐体の形が変われば、取るべき対策も変わります。難解な方程式の並んだ解説、単なるノウハウの羅列された対策例ではなく、数式を極力使わず、「なぜそういう対策を取るのか」を学び、独力でノイズ設計・対策ができるレベルを目指します。
1. ノイズの初歩とEMC
1-1 電子機器とノイズ
(1)電子機器と電磁環境
(2)ノイズとは何か
(3)ノイズと干渉
(4)ノイズの二面性
(5)過渡的か連続的か
(6)放射か伝導か
1-2 ノイズの物理
(1)ノイズと電磁気学
(2)交流の基礎知識
(3)周波数スペクトル
(4)波形とスペクトル
(5)見えないLとC
(6)電磁波の発生
(7)電磁波とアンテナ
(8)ノイズの源
1-3 ノイズの計測・評価
(1)ノイズ計測とデシベル
(2)波形測定
(3)スペクトル測定
(4)電波暗室とレシーバ
2. 共通EMC規格とその意味
2-1 EMC規格試験の目的
2-2 エミッション
(1)雑音端子電圧
(2)雑音電界強度
(3)電源高調波
(4)フリッカ
2-3 イミュニティ
(1)静電気放電
(2)無線周波電磁界放射
(3)ファーストトランジェント/バースト
(4)サージ
(5)無線周波電磁界伝導
(6)電源周波数磁界
(7)Dip・瞬停
3. ノイズ対策の基礎
3-1 ノイズ問題に立ち向かう基本
(1)問題の本質を掴む
(2)再現性を確保する
(3)実力アップのために
(4)(emission) 発生源を叩く
(5)伝達経路を断つ
(6)(immunity) 耐性を上げる
3-2 設計時の対策技術
(1)回路・基板
(2)機内・機外ケーブル
(3)フレーム・筐体
(4)既製品・外部設計品
3-3 設計後の対策技術
(1)フェライトコア類
(2)フィルタ
(3)シールド・GND強化部材
(4)電波吸収体
【質疑応答・名刺交換】
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