より実践的な「配色実習」付き!

色彩と質感によってブランド価値を高める、化粧品パッケージデザインの差別化戦略
ターゲットの設定/色彩・質感のパターン分類/コンセプトづくり/デザインストーリーの具現化方法

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セミナー概要
略称
化粧品パッケージ
セミナーNo.
180154
開催日時
2018年01月18日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
プログラム

1部:10:30~12:30
​「マーケティング計画におけるパッケージデザインの役割」

【講演の趣旨、ポイント】
消費者が製品の購買を決定する場面におけるパッケージデザインのはたす役割の重要性を理解する
ブランド戦略におけるコミュニケーションの必要性
機能性と五感へのアプローチの解説

【習得できる知識】
・マーケティングの製品計画におけるパッケージのあり方
・パッケージで製品のコンセプトをどうやって作成するか
・アートとサイエンスの融合

【プログラム】   
 1. 4Pにおけるパッケージデザインのポジショニング
  1-1  消費財(化粧品)におけるマーケティングの4Pの解説
  1-2  製品開発におけるマーケティングの役割
 2. 製品コンセプトとパッケージデザインとの関係
  2-1  製品のコンセプトをどのようにパッケージで伝えるか
  2-2  機能性とエモーショナル性の組み合わせ方
  2-3  製品ストーリーの重要性とその見える化を図る方法
  2-4  国産化粧品と外資系高級化粧品の手法の違い
 3. ターゲット顧客とパッケージデザイン
  3-1  ターゲット顧客をどうやって設定するか
  3-2  ターゲット顧客にアピールするパッケージとは
  3-3  サイズ・カラー・素材・機能の選別
 4. パッケージデザインと購買行動の関係
  4-1  広告表現におけるパッケージの使い方
  4-2  店頭購買行動におけるパッケージのインパクト(消費財におけるビジュアルインパクトの意味)
  4-3  購買行動のマーケティング的解説(世界の市場における購買行動の国民性の違い)
 5. パッケージデザインの決定と消費者調査
  5-1  どうやって消費者に受け入れられるパッケージを決定するか
  5-2  消費者トレンドの把握
  5-3  消費者調査の種類と目的による使い方
  5-4  消費者調査のプロセス
  5-5  消費者調査によるパッケージデザインの変更例
 6. 米国化粧品会社の分野別(スキンケア メークアップ フラグランス)ポリシー
   ー 世界のトップ化粧品会社の経営者のパッケージデザインに対する考え方ー

 

2部:13:15~15:15
​「色彩と質感から見た魅力ある化粧品パッケージ」

【講演の趣旨、ポイント】
工業製品において色彩以上に材質(マテリアル)や表面処理が注目を集めている。化粧品は効果効能の価値と共にイメージによる価値が重視される商品である。その意味では、工業製品以上に容器のデザイン・カラー・材質・テクスチャー・質感には気を配らなければならない。そこで、色彩と材質・質感の心理的な見方をベースにして,ある製品コンセプト、ブランド・コンセプトをパッケージ・デザインとして表現するための方法をまとめる。化粧品に求められるさまざまなコンセプト・イメージを、ユーザーに的確に伝えることができるカラー表現・質感表現をパターンして示す。

【習得できる知識】
・色彩をつかいこなすための基礎知識
・コンセプトをパッケージ・デザインに展開するための方法

【プログラム】
 1. パッケージの色彩がもたらす心理的な効果
  1-1 色彩を整理する基準
   1-1-1 識別の効果を生む色相
   1-1-2 印象を左右するトーン
  1-2 色彩による心理的効果
   1-2-1 色彩の連想イメージ
   1-2-2 カラーイメージはどのように捉えられているか
   1-2-3 化粧品容器色のイメージ分析例
 2. 化粧品容器の材質とその質感
  2-1 化粧品容器の材質の持つイメージ
  2-2 加飾によるイメージ訴求
 3. 色彩と質感によるパターン分類
  3-1 化粧品容器に求められる訴求イメージとは
  3-2 コンセプト・パターン
   3-2-1 可愛い /プリティ
   3-2-2 元気 /カジュアル
   3-2-3 刺激 /ダイナミック
   3-2-4 清楚 /ロマンチック
   3-2-5 優雅 /エレガント
   3-2-6 豪華 /ゴージャス
   3-2-7 自然 /ナチュラル
   3-2-8 丹念 /クラシック
   3-2-9 静謐 /シック
   3-2-10 本格 /ダンディ
   3-2-11 正統 /フォーマル
   3-2-12 清潔 /シンプル・クリア
   3-2-13 爽快 /クールカジュアル
   3-2-14 先進 /モダン
  3-3 ブランドらしさとパッケージ

3部:15:30~16:30
​「ブランド価値を創造する化粧品デザイン」

【講演の趣旨、ポイント】
感じるだけでなく、想像をかき立てる。ポーラのプロダクトデザインが目指すのは、見る人の心を揺さぶること。シンボリックな造形の中に、非日常を美しく魅せ、美しい未来への想像をかき立てる。そんな心に響くデザインストーリーをいちばん大切にしています。デザインのジャッジは高揚感があるか、ないか。化粧品のパッケージは、すべての女性に高揚感を届けるものであるべき。毎日使うものだからこそ、利便性は大切ですが、それだけでは不十分。パッケージを見たり、触れたりした女性たちが「キレイになれそう」「早く使ってみたい」と前向きな気持ちがあふれるような、新しいパッケージを探求しています。
創業時から現在まで脈々と伝承されてきたポーラのデザインを紹介するとともに、特徴的なポーラのデザイン開発を通して、心に響くデザインストーリーをいかに包装・加飾技術を駆使しながら具現化し、ブランド価値を高めているかを紹介します。

【習得できる知識】
 ・デザインプロセス
 ・化粧品容器の基本的知識

【プログラム】
 1. ポーラについて
 2. 拘りの「モノ」づくり ~視覚・触覚・聴覚~

  2-1 素材・加工技術に拘った容器開発
  2-2 使用性 環境対応
  2-3 心地よい音の開発
 3. ブランディング
 4. デザインフィロソフィー
 5. ポーラのデザイン

  5-1 伝える「コト」づくり
  5-2 デザインコンセプトづくり
 6. 開発プロセス・開発事例
  -ポーラ最高峰ブランド『B.A』の事例

キーワード
化粧品パッケージ
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