食品工場における異物混入の原因究明と防止対策
~毛髪/昆虫/金属/カビ~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
異物混入
セミナーNo.
180158
開催日時
2018年01月25日(木) 10:00~16:50
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
プログラム

1部:10:00~11:20
​「毛髪混入の原因究明と除去対策」

【講演の趣旨、ポイント】
食品製造工場において長年の課題のひとつと考えられている毛髪混入防止について、弊社の取り組み内容やその評価などを織り交ぜながら、管理の方法や考え方をお伝え致します。

【習得できる知識】
弊社の取り組み事例が皆様の工場の改善や対策立案に繋がるきっかけとなることを期待しております。

【プログラム】   
 1. はじめに
   ー消費者の「異物」に対する捉え方
 2. 異物混入の実態
  2-1. 食品業界の異物混入状況
  2-2. 冷凍食品メーカーでの毛髪混入状況
 3. 毛髪の基礎知識
  3-1. 毛髪の構造
  3-2. 毛髪の成長サイクルと脱毛
 4. 生産工場における管理体制
  4-1. 現状を把握
  4-2. 生産現場入場者の管理
  4-3. 使用原材料の管理
  4-4. 生産現場の管理
  4-5. 設備による混入防止
  4-6. モニタリングおよびフィードバックの方法
 5. まとめ

2部:11:30~12:50
​「虫混入の原因究明と防除対策」

【講演の趣旨、ポイント】
HACCPの制度化が進められている食品業界においては、依然として異物混入による回収事故が後を絶たない。その中でも虫を中心とした有害生物による被害割合は3割程度と高く、有効な対策が生産現場で打てていないことを示している。本講座では、ターゲットとなる主要害虫の説明や基本的な防虫対策の内容、更にはFSSC22000等のグローバルガイドラインで要求される有害生物防除の考え方などを幅広く解説する。また、実際に混入が起こってしまった場合の是正策についても概説する。

【習得できる知識】
混入を起こす虫の形態と生態、混入パターン、混入を起こさない環境を確認する為の調査方法、
実際の現場で活用する対策事例、混入発生時の対応

【プログラム】
 1.はじめに
 2.虫混入の実態とその被害度
 3.混入を起こす虫の分類と代表種
 4.虫混入のパターン
 5.防虫対策のための基本的な考え方
 6.防虫調査群
 7.防虫対策の実際
 8.虫混入発生時の対応【原因究明含む】

 

3部:13:20~15:10
​「金属混入の原因究明と防止対策」

【講演の趣旨、ポイント】
異物混入は企業にとってスピードと慎重さが求められるデリケートな問題であり,昨今は食品に限らず,容器包装,化粧品,医薬品,飼料,工業用品とクレームの幅はどんどん広がりを見せています。本講座では異物の定義,管理すべき異物の大きさの説明に始まり,なぜ金属異物が発生するのか,発生してしまった異物をどのように鑑定するのか,再発防止のために金属検出機をどのように有効利用すれば良いのか等について詳細にご説明いたします。
また,今回特別に,目視観察のテクニックをお伝えし,若干の演習を実施いたします。皆様がご自身で検査報告書を作成できるようにポイントをご説明いたします。さらに, 社内での原因究明や再発防止に役立つ情報として,実際に発生した金属異物混入事例を生産者側で発生しやすい事例/消費者側で発生しやすい事例に大別して多数ご紹介いたします。

【習得できる知識】
 ・異物検査及び金属検出器についての基礎知識を習得することができます。
 ・異物を観察するテクニックを習得できます。
 ・ご自身で検査報告書を作成できる技術を習得していただきます。
 ・原因究明や再発防止に役立つ情報として,苦情事例を見ていただきます。
 ・苦情を受けた場合の対処法を習得していただきます。

【プログラム】
 1.はじめに
  ・クレーム発生の原因
 2.異物とは
  2-1  なぜ異物検査をするのか 
  2-2  異物の定義(食品衛生法第6条)
  2-3  管理すべき異物の大きさ
 3.異物検査の基礎知識
  3-1  異物検査でわかること
  3-2  目視観察のテクニック
  3-3  目視観察の演習
  3-4  エネルギー分散型X線分析装置とは
  3-5  検査報告書の書き方とポイント
 4.金属検出器の基礎知識
  4-1  金属検出器でわかること                           
  4-2  金属検出器の選び方
  4-3  金属検出器の有効利用と正しい運用         
  4-4  誤検出を起こさないためのポイント
 5.金属混入のメカニズム
  5-1  なぜ金属異物が発生するのか 
  5-2  生産者側で発生しやすい金属混入事例     
  5-3  消費者側で発生しやすい金属混入事例
 6.まとめ
  6-1  異物混入を防止するための平常時の対応
  6-2  社員教育の重要性
  6-3  異物混入対策の基本
  6-4  もし苦情を受けたら・・・

4部:15:20~16:50
「粒子及び微生物混入の原因究明と対策 ~クリーンエリア~」

【講演の趣旨、ポイント】
微生物・カビや微生物制御に関する技術書は多々ありますが、一般論が多く、いざ、実際現場に応用しようとしても、具体的にどうしていいのかとまどってしまうようなことが多いのではないでしょうか?ましては、企業としての宿命、人がいない。予算がない。ましてやノウハウもない。日々ストレスがたまるばかりです。特にそのようなことでお困りの方、そしてこれからそういった業務に携われる方々、クリーンルームをはじめとする微生物、微粒子の管理ノウハウについて説明させていただくセミナーです。

【習得できる知識】
 ・微粒子、微生物混入対策
 ・同上汚染原因
 ・クリーンエリアの清掃方法
 ・クリーンルーム衣服の管理方法及びその選び方
 ・微生物、微粒子対策のための気流管理

【プログラム】
 1.微生物汚染のチェック方法“三項目”
  1-1  微生物汚染     
  1-2  原因調査
  1-3  クリーンルームの性能確認方法
 2.クリーンエリアの維持対策“三項目”
  2-1  入室方法         
  2-2  メンテナンス       
  2-3  気流制御
 3.クリーンエリアのメンテナンス“三項目”
  3-1  最低限のメンテナンス項目 (何を測定すればいいのか?)
  3-2  最低限必要な測定器 (何を購入すればいいの?/どの程度の予算が必要)
  3-3  HEPAフィルタの正しい交換時期
 4.クリーンエリアの清掃“三項目”
  4-1  清掃道具         
  4-2  清掃方法         
  4-3  清掃時期

キーワード
異物混入、毛髪、虫、金属、カビ
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索