混練機の変遷について説明し、何故現在のような混練機/押出機の構造になったか、また最近の動向まで分かりやすく解説します!
1.混練の概念(混練とは?)
1-1.混合・混練の必要性
1-2.混合・混練の概念
1-3.混練の目的
1-4.樹脂混練押出機の分類
1-5.各機種の混練特性
1-6.樹脂の溶融と分解
2.混練機・混練技術の変遷
2-1.バッチ式混練機(基礎実験から研究開発事例まで)
2-1-1.基礎研究によるロータの変遷
2-1-2.噛み合い型混練機の開発
2-1-3.多成分系混練実験
2-2.二軸連続混練機(非噛合い型異方向回転二軸混練機)
2-3.二軸連続混練押出機(噛合い型同方向回転二軸混練機)
2-3-1.装置の変遷とその特長
2-3-2.スクリュセグメント技術(ニーディングディスク)
2-3-3.特殊セグメント技術
3.装置の高機能化と大型化
3-1.装置の高性能化
3-2.装置の大型化
4.混練押出機におけるシミュレーション技術
4-1.単軸押出機の数値解析事例
4-2.3次元有限要素法による二軸押出機の化学反応解析
4-3.ニーディングディスク(キー溝部)の応力解析
5.混練押出し技術の最近の動向とナノ粒子分散技術(クレイ,CNT等)
5-1.ナノコンポジット講演発表動向
5-2.射出成形機によるナノコンポジット製造技術
5-3.二軸混練押出機によるナノコンポジット製造技術
5-3-1.押出し条件によるEPDM+クレイナノ分散技術
5-3-2.超臨界CO2利用によるEPDM+クレイナノ分散技術
5-3-3.伸長流動によるCNT分散技術
6.射出成形機による複合材料成形の動向と長繊維分散技術(GF,CF,天然繊維等)
6-1.複合材料成形の動向
6-2.長繊維ペレットの機械的特性
6-3.従来の射出成形技術の開発事例
6-4.シミュレーション技術による長繊維化と分散のためのスクリュ形状最適化技術
(平成26年度プラスチック成形加工学会論文賞受賞)