熱問題解決のためには、熱伝導率の正確な把握が重要ポイントです!本講座では基礎知識を解説し、測定事例を紹介します!

熱伝導率の基礎と測定方法・測定事例

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セミナー概要
略称
熱伝導率測定
セミナーNo.
180442
開催日時
2018年04月24日(火) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
・熱伝導率測定の基礎知識を習得したい方
・熱の問題でお悩みの方
・熱物性測定に係わるお仕事をされている方
・熱伝導率測定にご興味のある方
 
趣旨
 熱問題解決のためには、『熱伝導率』の正確な把握が重要ポイントです!
 電子機器や材料の製造・開発現場では、“熱に起因するトラブル”が常につきまといます。それらの問題を解決に導くためには、部品や材料の“熱物性”の把握が欠かせません。部品や材料の“熱物性”を正確に把握することで、“熱に起因するトラブル”を未然に防ぎ、製品のさらなる可能性を拡げます。
 本講では、「熱伝導率測定」の基礎知識を学習し、実際にどのような方法で「熱伝導率測定」がおこなわれているのかを知り、さまざまな測定事例を見ることで「熱伝導率測定」のイメージを掴み、今後に役立てます。
 
プログラム

<第1部> 背景 ~「熱問題」が重要!~
 1. 熱移動の三態(伝導・対流・放射)
 2. 熱問題の解決方法
 3. 熱設計のむずかしさ

<第2部> 温度測定 ~熱伝導率測定の基礎~
 1. 熱電対を使った温度測定
 2. 赤外カメラを使った温度測定

<第3部> 熱伝導率測定
 1. 熱伝導率とは何か? 
  ・こんな材料が増えている!
  ・熱物性値(熱伝導率・熱拡散率・熱浸透率)の関係式
 2. 熱伝導率の各種測定方法 
  ・定常法と非定常法
  ・周期加熱法と熱拡散長
  ・測定方法を分類する
  ・各種の測定方法
    定常法/準定常法/フラッシュ法/スキャニングレーザーAC法/周期加熱放射測温法/ホットディスク法/熱線法/熱抵抗測定法/サーモリフレクタンス法/他
  ・各種測定装置の守備範囲の目安
  ・参照試料
 3. シート状材料や異方性材料の測定 
  ・シート状材料や異方性材料に適した測定方法h
  ・異方性測定が重要な理由
  ・測定事例
    放熱シート/ポリイミドシート/CFRP/CNT入りゴム/グラファイトシート/ワイヤー・繊維状試料/セルロース/ポリ乳酸延伸フィルム/ナノセルロース/高熱伝導性樹脂
 4. 測定方法によって測定結果が変わる?! 
  ・考えられる4つの原因
  ・フラッシュ法と周期加熱放射測温法の比較
 5. 薄膜・微小領域の測定 
  ・薄膜・微小領域に適した測定方法h
  ・測定事例
    アルミナフィラー/AINセラミック/半導体デバイス内の分布/SiCセラミックス
  ・薄膜測定の解析方法
 6. その他の測定方法 
  ・測定事例
    異方性観察/プリント基板の熱伝導観察/断線観察/LEDの発熱観察/ほか

<第4部> シミュレーションの実際
 1. 熱設計のむずかしさ
 2. 熱設計の流れと実例

<第5部> 質疑・応答
 

キーワード
熱伝導率,測定,伝熱,熱拡散,放熱,熱対策,熱設計,熱移動,研修,講座,講習会,セミナー
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