固液、液液、気液の各種異相系の撹拌・混合の基本的な考え方や、装置設計の最近のトピックスまでを分かりやすく解説!
1.異相系撹拌の基本事項
1-1.異相系撹拌の目的と基本構成
1-2.撹拌・混合に関連する諸量と無次元数
1-3.撹拌槽内のフローパターンと流動特性
1-4.撹拌所要動力
2.固液撹拌
2-1.固液撹拌の目的と装置
2-2.粒径分布と平均粒径
2-3.粒子の浮遊、分散状態
2-4.固体粒子の沈降速度の推算
2-5.Zwiteringの完全浮遊化回転数の相関式と所要動力
2-6.固液撹拌における物質移動
2-7.固液撹拌槽のスケールアップ
2-8.応用事例とトピックス
3.液液撹拌
3-1.液液撹拌の目的と主な装置
3-1-1.撹拌槽、撹拌翼および液液撹拌槽における撹拌所要動力
3-1-2.他の液液接触装置との比較
3-2.液滴の発生メカニズムと分散状態
3-2-1.相分散限界速度
3-2-2.液滴の分裂、合一のメカニズム
3-2-3.比表面積と体面積平均径
3-2-4.最大および最小液滴径と液滴径分布
3-3.液液撹拌槽のスケールアップ
3-3-1.液滴径分布、比表面積を基準としたスケールアップ
3-3-2.物質移動を基準としたスケールアップ
4.気液撹拌(通気撹拌)
4-1.気液撹拌の目的と主な装置
4-1-1.撹拌槽と撹拌翼
4-1-2.他の気液接触装置との比較
4-2.気泡の微細化メカニズム
4-2-1.ノズルとスパージャー
4-2-2.キャビティ
4-3.気泡の分散状態
4-3-1.気泡分散状態図
4-3-2.気泡含有率(ボイド率)、比表面積と体面積平均径
4-4.気液撹拌所要動力
4-4-1.気液撹拌動力線図とキャビティおよび気泡分散状態
4-4-2.気液撹拌所要動力の推算
4-5.気液物質移動と気液撹拌槽のスケールアップ
4-5-1.物質移動容量係数とその測定法
4-5-2.物質移動容量係数の推算
4-5-3.物質移動を基準としたスケールアップ
5.応用事例とトピックス