2018年06月21日(木)
10:30~16:30
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よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
製造業務にたずさわっている方で、今後 レーザ加工技術に関係する方。
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
1)レーザ加工は熱加工の一種であるので、金属材料などの(熱的、強度、変態)特性などを修得できる。
2)レーザ加工機器、光学系、スキャナー、光ファイバーに関する知識
3)各種レーザ加工法の概要、産業での応用事例
4)レーザ溶接の基礎的知識
5)異種材料を含む各種材料のレーザ溶接とその応用事例
6)レーザ溶接の問題点(溶接欠陥)とその防止方法
1970年から2000年までは主に低効率なCO2レーザやYAGレーザが産業用に開発され、利用されてきたが、2000年以降は、これらに代わって、高出力・高効率の半導体レーザやファイバーレーザが開発され、急激に各種産業界で応用されるようになってきた。太陽電池、燃料電池、携帯電話、精密機器、自動車、航空機、造船などの広い分野で、レーザ加工の要求が高まってきた。しかし、社内で目に見えないレーザ光を正確に理解し、使える人材がいないのが実情である。
そこで、このような人材を育成するために、加工に必要な基礎的な知識をこの講演では行う。すなわち、金属の本質から、レーザ加工機器の種類・特性、レーザ加工全般とその応用、その中でもレーザ溶接に限って、レーザ溶接の基礎、各種材料のレーザ溶接、最近特に問題になっている異種金属や異種材料のレーザ溶接まで約400枚のスライドを用いてわかりやすく紹介する。
1.緒言
ものづくりの歴史とレーザ技術の台頭(第4の波)
2.金属の本質
2-1 金属の構造
2-2 金属組織と変態(凝固、溶融、気化、イオン化)
2-3 強度・じん性特性
2-4 熱的変化
3.各種レーザ機器とその特性
3-1 各種レーザ機器と特性
(1)CO2レーザおよびYAGレーザ
(2)半導体レーザ
(3)ファイバーレーザ、ディスクレーザ
(4)超短パルスレーザ
(5)波長可変レーザ
(6)エキシマレーザ、他
3-2 加工光学系の最近の発展(ファイバー伝送、高速スキャナーなど)
3-3 ビーム特性
4.各種レーザ加工技術とその応用
4-1 レーザ切断、レーザ穴あけ
4-2 レーザ表面改質
4-3 レーザ肉盛、レーザ補修、3Dプリンター
4-4 レーザ微細加工
4-5 レーザマーキング
4-6 レーザクリーニング
4-7 レーザピーニング、他
5.レーザ溶接の基礎
5-1 レーザ溶接の特徴
5-2 各種レーザ溶接法
(1)従来のレーザ溶接
(2)レーザ・アークハイブリッド溶接
(3)スキャナーを用いたリモートレーザ溶接(スクリュー溶接など)
(4)レーザろう付
(5)異種金属継手用レーザロール溶接
(6)レーザマイクロ溶接
6.各種材料のレーザ溶接・溶着技術
6-1 レーザ加工時の熱サイクルと材料の変態挙動
6-2 各種材料(金属、樹脂)レーザ溶接・溶着
(1)各種金属材料のレーザ溶接
(2)樹脂のレーザ溶着
(3)各種異材継手のレーザ溶接(金属と樹脂継手など)
6-3 レーザ溶接における欠陥の発生とその防止
6-4 各種産業分野でのレーザ溶接の応用事例
7.今後の展望
(1)世界のレーザ事情
(2)中国の台頭
【質疑応答・名刺交換】
レーザ,溶接,溶着,接合,異材,金属,樹脂,セミナー,研修,講習