実務に生かせるレオロジーの基礎知識を習得することを目的とし、測定および測定結果の注意点についても解説!

レオロジーの必須基礎知識と測定実演付きセミナー【神戸開催】
~レオメータによる粘弾性測定の実演あり~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
レオロジー測定【神戸開催】
セミナーNo.
180739
開催日時
2018年07月06日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
神戸国際ビジネスセンター 北館 4階 C会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
・レオメーターを材料物性分析の一手段として活用されている方
・これから活用しようと考えている方
・回転型レオメーター未使用者、もしくは使い始めて1~2年以内
 
習得できる知識
◆第1部:
・粘弾性スペクトルの見方
・緩和弾性率・複素弾性率・粘度成長関数・複素粘度等の意味
・大変形下および高速流動下での非線形粘弾性に関する一般的挙動 など

◆第2部:
・回転型レオメーターでの測定モードの全容の把握
・測定上の注意すべき点の理解
・測定データの良し悪しの判断 など
 
趣旨
 レオロジー測定は、人間の触覚を定量的に評価するような手法である。物質の硬さ、柔らかさ、粘り、サラサラ感等は、物質を変形させた時、あるいは物質に力を加えたときの手応えとして感じるものであり、それらは弾性率や粘度といった物質量として表わされる。
 ただし、固体とも液体ともいえない物質(溶融状態の高分子・スライム・ケチャップ・マヨネーズ・生クリーム・片栗粉等)については、弾性率や粘度は定数ではなく、時間に依存し、更には、刺激の周波数やその大きさ(振幅)にも依存する。このように刺激に対する応答が複雑な振る舞いをする物質は、弾性論、塑性論、流体力学の範疇で扱うことが困難であり、レオロジーはこうした物質一般を対象にする。
 本セミナーでは、第1部でレオロジー測定の原理、測定される物理量の意味、特に高分子物質を中心とした粘弾性体の構造とレオロジーの関係、レオメーター使用上の注意点等を具体例を挙げながら解説する。 第2部では、回転型レオメーターを用いたデモを交えて、レオロジー測定の基礎から測定上の注意点やデータの良し悪しの判断基準までを説明する。
 
プログラム
【第1部】10:30~12:00、12:45~14:15
「レオロジーの基礎・レオメーターでわかること」
1.レオロジーとは
2.レオメーターの基本
   2-1 液体用・固体用レオメーター
  2-2 応力と歪
  2-3 弾性率・ヤング率・ポアソン比・粘度・コンプライアンス
3.粘性体・弾性体・粘弾性体
 3-1 理想弾性体
 3-2 理想粘性体
 3-3 粘弾性体
 3-4 ビンガム塑性体
 3-5 非ニュートン流体
4.粘弾性体について定義される物質パラメータ
  4-1 緩和弾性率
 4-2 複素弾性率
 4-3 粘度成長関数
 4-4 複素粘度
 4-5 Boltzmannの重畳原理による各粘弾性パラメータの関係付け
5.高分子の粘弾性
 5-1 高分子の粘弾性スペクトル
 5-2 粘弾性パラメータの分子量依存性
 5-3 時間温度換算則
 5-4 からみ合いとは
 5-5 非線形粘弾性挙動
6.おわりに
≪質疑応答・名刺交換≫

【第2部】14:30~16:30
「回転型レオメーター、キネクサスによる粘度・粘弾性測定のデモ」
1.装置概要
 1-1 装置構成と各構成部品の主な役割
 1-2 測定の流れ
 1-3 ジオメトリー(アタッチメント)の種類と特長
 1-4 測定モード
  1-4-1 ビスコメトリー(回転)の各測定モード
  1-4-2 オシレーション(振動)の各測定モード
 1-5 未知のサンプルの測定アプローチ
2.ビスコメトリー(回転)測定のデモ
 2-1 粘度測定
 2-2 降伏応力測定
 2-3 粘度の時間/温度依存性測定
 2-4 スリーステップシェア測定(チクソ性)
3.オシレーション(振動)測定のデモ
 3-1 振幅掃引測定
 3-2 周波数掃引測定
 3-3 時間/温度掃引測定(ゲル化、硬化、軟化)
4.測定および測定結果における注意点
≪質疑応答・名刺交換≫
 
スケジュール
10:00~ 受付開始
10:30~12:00 講義
12:00~12:45 昼食休憩
12:45~14:15 講義
14:15~14:30 休憩
14:30~16:30 講義・デモ
 
キーワード
レオロジー,粘弾性,高分子,食品,化粧品,塗料,スラリー,レオメータ,測定,講座,研修
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索