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エンジン高効率クリーン化の原理とHCCI燃焼技術・最新動向

セミナー概要

略称
HCCI
セミナーNo.
開催日時
2018年07月20日(金)10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区文化センター 4F 第3会議室
講師
日本大学 理工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 飯島 晃良 氏

【ご略歴】
 2004年3月 日本大学大学院理工学研究科博士前期課程機械工学専攻修了
 2004年4月 富士重工業株式会社入社 スバル技術本部勤務
 2006年4月から現在 日本大学理工学部勤務
 学位、資格:博士(工学)、技術士(機械部門)、甲種危険物取扱者、他

【受賞例】
・小型エンジン技術国際会議 The Best Paper(最優秀論文賞)(2017)
・日本燃焼学会論文賞(2016)
・日本機械学会エンジンシステム部門ベストプレゼンテーション賞(2016)
・自動車技術会春季大会学術講演会 優秀講演発表賞(2016)
・小型エンジン技術国際会議 High Quality Paper(優秀論文賞)(2015)
・第37回 日本大学理工学部学術賞(2014)
・日本機械学会エンジンシステム部門ベストプレゼンテーション賞(2013)
・日本エネルギー学会奨励賞(2013)
・日本機械学会奨励賞(研究)(2009)
・第58回 自動車技術会賞 浅原賞学術奨励賞(2008) など

【学会等委員】
 日本機械学会 エンジンシステム部門 高効率エンジン燃焼技術の高度化研究会 主査
 日本機械学会 エンジンシステム部門 基礎教育講習会 委員長
 日本機械学会 エンジンシステム部門 運営委員(2017年度―2018年度)
 自動車技術会 エンジンレビュー編集委員会 幹事
 自動車技術会 小型エンジン技術国際会議(SETC)Technical Committee
 自動車技術会 電動二輪分科会 委員
 日本エネルギー学会 燃焼部会 幹事
 日本技術士会 機械部会 幹事
 日本技術士会 国際委員会 委員

【著書】
・らくらく突破乙種第1・2・3・5・6類危険物取扱者合格テキスト+問題集,技術評論社(2017)
・ポイントチェックで最速合格!乙4類危険物試験,オーム社(2016)
・基礎から学ぶ熱力学,オーム社(2016)
・らくらく突破甲種危険物取扱者合格テキスト+問題集,技術評論社(2016)
・革新的燃焼技術による高効率内燃機関開発最前線,NTS(2015)
・機械工学キーワード120,コロナ社(2012)
・IR分析 テクニック事例集,技術情報協会(2013)
・クリーンディーゼル開発の要素技術動向,NTS(2008)

【講師研究紹介記事】
日刊工業新聞 ニュースイッチ
「究極の燃焼」に挑む日大准教授は元スバル社員
https://newswitch.jp/p/9627

日刊自動車新聞 ”学び”最前線
日本大学 理工学部 機械工学科 飯島研究室
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/news/detail/20180517_186.html

価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付き

講座の内容

受講対象・レベル
・HCCI燃焼の基礎と実際を学びたい方。
・自動車,二輪,汎用等のエンジンメーカや、関係のサプライヤー、次世代エンジン技術とその原理を調査したい方。
・「どうすれば高効率・クリーン化が実現できるのか?」に興味をお持ちの方。
必要な予備知識
エンジンの基本的なしくみ(基本的な構造と動作原理)の知識があった方が理解しやすいと思います。
習得できる知識
・エンジンの熱効率が、何によって支配されているかが理解できる
・どうすれば熱効率が向上するかが分かる
・排ガスの生成機構の全体像を理解できる
・HCCIの基本的な燃焼メカニズムを理解できる
・HCCIの利点と課題を考察できる
・様々な条件の下で排ガスや燃費がどのようになるかを推察できる
趣旨
 エネルギー消費と地球温暖化問題を中心にして、自動車の徹底的な低炭素化が求められている。その対応技術として電動化や水素利用の流れがあるが、二次電池の低いエネルギー密度、発電電源構成、コスト、信頼性、インフラなどの観点から根本的な課題解決ができるかは不透明な状況と予想される。よって、今後も輸送用動力源の主体であるエンジンの徹底的な低炭素化・クリーン化が、CO2排出量削減に直接的に寄与すると言える。そのような背景のもと、ガソリン・ディーゼルエンジンの双方において、高効率化とクリーン化の両立を実現しうる手段として予混合圧縮着火(HCCI)燃焼方式が注目されている。HCCIは、混合気を圧縮着火させるため、着火時期の制御や急峻な燃焼の抑制など従来方式とは異なる課題が存在する。これらの課題を克服する要素技術、デバイス、制御手法の開発のためには、燃焼及びエンジンの基礎に立ち返り、HCCI燃焼メカニズムを理解した上でのアプローチが重要と考えられる。
 本セミナーでは、エンジンの効率向上、排ガス浄化の基礎に立ち返った上で、HCCIエンジンの特性と燃焼メカニズムをガソリン・ディーゼル燃焼と比較しながら議論する。さらに、HCCIエンジンの実用化に向けた課題と研究開発動向について紹介する。
プログラム
1.自動車用パワートレインの課題と比較(エンジン,HEV,EVなど)

2.エンジンの高効率化の原理
 2.1 エンジンの熱力学
  (1) 熱力学の基礎
  (2) エンジンの熱力学サイクル
  (3) エンジンの理論熱効率
  (4) 理論熱効率の向上原理
 2.2 エンジン熱効率の支配因子
  (1) エンジン性能を表現する基本指標
  (2) 熱効率の向上法
  (3) 各種損失とその低減法

3.有害排出ガスの生成機構とその低減法
 3.1 有害排出ガスとその規制
  (1) 燃費規制
  (2) 測定方法・走行モード(JC08, WLTP,RDE)
 3.2 有害排出ガスの生成・排出メカニズム
  (1) 未燃炭化水素(HC)
  (2) 一酸化炭素
  (3) 窒素酸化物
  (4) 粒子状物質

4.炭化水素燃料の自着火特性と反応メカニズム
 4.1 燃焼反応の基礎
 4.2 水素・酸素燃焼における爆発半島
 4.3 炭化水素の高温酸化反応メカニズム
 4.4 炭化水素の低温酸化反応メカニズム
 4.5 分子構造とオクタン価

5. 予混合圧縮着火(HCCI)燃焼
 5.1 HCCI燃焼とは
 5.2 HCCIの利点と課題
 5.3 HCCI機関の特性
 5.4 HCCI機関の燃焼メカニズム
 5.5 HCCIエンジンの研究開発動向
 5.6 ディーゼルエンジンの予混合化
 5.7 ガソリンエンジンベースのHCCI開発(火花点火アシストHCCIなど)

6.HCCIに関連する高効率エンジン周辺技術
 6.1 リーンバーンエンジン
 6.2 筒内成層直噴エンジン
 6.3 過給ダウンサイジングエンジン
 6.4 可変動弁技術
 6.5 高圧縮比エンジン
 6.6 可変圧縮比

【質疑応答・名刺交換】
キーワード
エンジン,HCCI,クリーン,高効率,セミナー,講習,研修

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