☆近畿大学 西籔教授のCFRP研究室見学付!

インダストリアルCFRPと熱可塑性CFRPの最新技術【見学付】
熱可塑性CFRPのための製造装置を多数ご覧いただけます。
セミナー、見学の後に個別相談も承ります!

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
CFRP【見学付】
セミナーNo.
190612
開催日時
2019年06月11日(火) 10:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  50,906円 (本体価格:46,278円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、1名につき43,200円
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
CFRPに関心ある方ならば、自動車、産業機器、建設機器、家電などのメーカーの方々、金属加工業やプラスチック製造業、商社、営業や研究者など業種に問わず、どなたでも受講頂けます。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。
基礎から最新技術まで丁寧に分かりやすく解説いたします。
習得できる知識
・熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRPの特徴と適用事例
・2つの異なるCFRPと最近の国産車への採用例
・マルチマテリアル化と欧州車への採用例
・欧州の先進的なCFRP自動化製造装置
・国内の強みは「インダストリアルCFRP」
・CFRPにおける国内の製造業が進むべき道
・欧州での熱可塑性CFRPの最新技術動向
趣旨
 近年、輸送機器の軽量化を目的に、鋼から軽金属、さらに樹脂化へ材料代替が積極的に進められています。とくに、軽くて強いというキャッチフレーズで、炭素繊維で強化したプラスチック(CFRP)に大きな注目が集まっており、旅客機に加え、量産車への採用が始まっています。しかし、材料および製造コストが高く、その需要拡大は容易なことではありません。CFRPに未来はあるか?参入すべきかどうか?CFRPにおける我が国の強みと弱み何か?CFRPの量産・再利用において熱可塑性CFRPは有用か?CFRPを安く提供するには?ガラス繊維はどうか?金属とCFRP、金属と樹脂との接合はどうか?マルチマテリアル化に必要な接合は?金型製造業におけるCFRPへの進むべき道は?など、課題が山積しています。
 本セミナーでは、CFRPについての基礎的な内容から、熱硬化性CFRPの適用事例として金属とのハイブリッド化の有効な産業機器への用途(インダストリアルCFRP)について紹介し、熱可塑性CFRPの材料や特性、量産化のための様々な製造技術、さらに熱可塑性CFRP特有の融着接合法について、欧州での最新事例と演者らが行った産学連携による研究開発事例を紹介し、今後の熱可塑性CFRPの用途拡大への解決策と自動車産業におけるCFRPの近未来を予測します。
 今回は、特に欧州での最新事例として、毎年3月にパリで開催されている世界最大規模の複合材料に関する展示会(JEC World 2016~2019)でのトピックの移り変わりに加え、ミュンヘンおよびアテネで開催された欧州複合材料学会(ECCM-17とECCM-18)で発表された最新の研究成果、また隔年で10月にブレーメンで開催されている熱可塑性CFRPの国際会議・展示会(ITHEC2016とITHEC2018),さらに昨年9月に米国で開催されたSPE主催の自動車用複合材料会議・展示会(ACCE2018)の最新情報をわかりやすく紹介します。
 また、CFRP研究室を見学頂き,熱可塑性CFRPのための自作の製造装置を多数紹介します。
プログラム
1.CFRPとは?なぜCFRPか?
 (1)熱硬化性CFRPの適用事例
 (2)マルチマテリアルデザイン
 (3)金属とCFRPのハイブリッド化
 (4)CFRPの産業機器応用(インダストリアルCFRP)
 (5)ロボットワイヤーソー(RWS)による精密切断

2.熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRP
 (1)熱硬化性CFRPの利点と欠点
 (2)熱可塑性CFRPが注目される理由
 (3)これまでの熱可塑性CFRPとの違い
 (4)熱可塑性CFRPの用途拡大を阻む理由

3. 熱可塑性CFRP材料
 (1)熱可塑性樹脂の種類
 (2)熱可塑性CFRP材料の製造方法
 (3)熱可塑性CFRPの特性
 (4)中間材料の各種製造方法とその長短所

4.熱可塑性CFRPの製造法
 (1)加熱プレス成形と打ち抜き
 (2)ハイブリッド射出成形
 (3)自動テープ/ファイバ積層
 (4)引抜き成形と押出し成形
 (5)3Dプリンタによる成形とその材料

5.熱可塑性CFRPの融着および機械的接合
 (1)熱硬化性と熱可塑性CFRPの接合法の違い
 (2)熱可塑性CFRPの融着接合法の種類
 (3)高周波誘導融着接合法
 (4)超音波式融着接合法
 (5)電気式融着接合法
 (6)熱可塑性CFRPリベット締結法

6.熱可塑性CFRPの再利用技術
 (1)破砕・粉砕および混練技術
 (2)再生材の押出成形および課題
 (3)再生材の加熱圧縮・加熱プレス成形

7.欧米での熱可塑性CFRPの最新技術動向
 (1)JEC World 2016~2019展示会での話題
 (2)ECCM-17,ECCM-18会議での研究紹介
 (3)ITHEC2016,2018会議での研究紹介
 (4)SPE ACCE 2018展示会での話題

8.熱可塑性CFRPの課題と今後のCFRP応用展望
 

<見学内容

CFRP研究室を見学頂き、熱可塑性CFRPのための製造装置を多数ご覧いただけます。
 ・熱可塑性CFRPハイブリッド射出成形機
 ・熱可塑性CFRP引抜成形装置
 ・熱可塑性CFRP高周波誘導連続融着接合装置
 ・熱可塑性CFRPテープ連続積層装置
 ・熱可塑性CFRP自動テープ積層装置
 ・熱可塑性CFRP加熱プレスミニ製造装置
 ・デジタル画像計測ロボット(SCANBOX)

※都合により見学内容が変更になる場合がございます。予め、ご了承ください。

<個別技術相談
 ※ご希望の方はセミナー、見学終了後に個別相談を承ります。

 
スケジュール
10:00-12:00 セミナー
12:00-13:00 昼食
13:00-16:00 セミナー
16:00-17:00 研究室見学
17:00    終了(※希望者のみ、終了後に個別相談)

※適宜、休憩をはさみます。
キーワード
CFRP,CFRTP,熱可塑性,製造,成形,加工,セミナー,研修,講習
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