〇 既存薬でどこまで治るのか?
〇 既存薬で今だ治らない病型・症状とは?
〇 薬物治療戦略の落とし穴とは?

アトピー性皮膚炎の病態・診断と今後求められる新薬像【大阪開催】
~生物学的病態に始まり患者の病態を全人的に理解したうえで、治療のアンメットニーズを整理し提案いたします~

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セミナー概要
略称
アトピー性皮膚炎【大阪開催】
セミナーNo.
190730
開催日時
2019年07月12日(金) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター ドーンセンター 4F 中会議室3
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
  また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
 アトピー性皮膚炎は乳児から成人まで全人口の約1割前後にみられる疾患であるが、重症化すると患者・家族・社会にとって大きな負担となる。本症は治りにくい疾患とされ、様々な新規薬剤の開発が進んでいる。
 しかし、本症の病態は複雑で、なぜ治りにくいのかを深く理解することが求められる。
 演者は数多くの重症患者を診療する中で、アトピー性皮膚炎診療の現状には数多くの落とし穴があり、その解決によって治療効果が相当改善することを見出してきた。生物学的病態に始まり患者の病態を全人的に理解したうえで、治療のアンメットニーズを整理し提案する。
プログラム
 1.はじめに
  1-1 アトピー性皮膚炎はなぜ重要か?
  1-2 疫学
  1-3 アトピー性皮膚炎治療の意義・目的

 2.アトピー性皮膚炎の診断
  2-1 日本皮膚科学会の定義
  2-2 診断基準
  2-3 鑑別すべき疾患
  2-4 臨床症状
  2-5 合併症
  2-6 血液検査の意義
  2-7 皮膚テストの方法と意義
   2-7-1 プリックテスト・皮内テスト
   2-7-2 パッチテスト

 3.アトピー性皮膚炎の病態
  3-1 Ⅰ型アレルギー? Ⅳ型アレルギー?
  3-2 遺伝的因子
   3-2-1 遺伝子変異と生体の機能変化
  3-3 皮膚のバリア機能障害
  3-4 神経免疫学的因子
  3-5 免疫学的機序
   3-5-1 自然免疫系
   3-5-2 獲得免疫系
  3-6 細菌の関与
  3-7 全体をとらえると
  3-8 難治例の病態

 4.アトピー性皮膚炎の治療
  4-1 治療の3本柱
  4-2 スキンケア
  4-3 悪化因子の対策
  4-4 薬物治療
   4-4-1 外用薬
    - ステロイド外用薬
    - タクロリムス外用薬
   4-4-2 全身投与薬
    - 抗ヒスタミン薬
    - 免疫抑制薬
    - 生物学的製剤
  4-5 紫外線治療

 5.病態に基づく新規治療薬と現在の開発状況

 6.なぜアトピー性皮膚炎は治りにくいのか?
  6-1 病態理解の落とし穴
  6-2 皮膚炎症・病勢把握の落とし穴
  6-3 薬物治療戦略の落とし穴
  6-4 アドヒアランスの落とし穴
  6-5 慢性疾患治療の落とし穴
   6-5-1 ライフサイクルとアトピー性皮膚炎の経過
   6-5-2 疾病の経過修正を意識した治療介入

 7.症状および治療効果の評価指標
  7-1 自覚症状
  7-2 他覚症状
  7-3 QOL
  7-4 Long-term control

 8.アトピー性皮膚炎治療のアンメットニーズ
  8-1 戦略的な薬物治療の重要性
  8-2 既存薬でここまで治る
  8-3 既存薬、改善の余地
  8-4 既存薬で治らない病型・症状

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
アトピー,かゆみ,病態,セミナー,研修,講習会
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