ホーム > セミナー > セルロースナノファイバーの基本特性と樹脂複合化による実用化展開 【大阪開催】

CNFの種類とその特徴・製造方法から、現在サンプル提供されているCNF各社の特徴と生産状況まで、詳しく解説!

セルロースナノファイバーの基本特性と樹脂複合化による実用化展開
【大阪開催】

セミナー概要

略称
セルロースナノファイバー【大阪開催】
セミナーNo.
開催日時
2019年09月03日(火)13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 5F 大会議室2
講師
(地独)京都市産業技術研究所 研究フェロー 工学博士 北川 和男 氏
 ・京都工芸繊維大学 大学院 非常勤講師
 ・ナノセルロースフォーラム幹事
 ・部素材産業‐CNF研究会プロジェクトマネージャー
 ・新素材-CNFナショナル・プラットフォームプロジェクトマネージャー
【専門】
 複合材料、高分子加工工学
【略歴】
 1979年 大阪府立大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程修了
 同年  京都市工業試験場入所
 1998年 工学博士(京都工芸繊維大学)
 2013年 京都市産業技術研究所企画情報室研究戦略担当部長
 2014年 地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 研究フェロー
 現在に至る
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学生: 10,800円(税込)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付

講座の内容

受講対象・レベル
・CNFはどのような特徴があって、どのようなものか知りたい方
・プラスチックの高性能化・高機能化にCNFを応用検討してみたい方
・CNFサンプルを入手したがうまく使いこなせない方
・プラスチック成形加工、コンパウンドメーカー
・CNF関連加工技術を開発したい、市場があるのではと思っておられる方、他
趣旨
 セルロースナノファイバー(CNF)は、現在製造各社での実証プラントの設置及びサンプル提供が本格的に開始され、一部では商業生産も始まりました。またCNFを用いた実用化・事業化製品も多様な分野から出始めています。約10数年来、特にCNF/プラスチック複合化技術開発を京都大学生存圏研究所矢野浩之教授と共に実施して来た中で、2018年6月にはランニングシューズのミッドソール部分にCNF/プラスチック複合材が世界初で採用され商業販売されています。
 本セミナーでは、CNFの種類とその特徴・製造方法、現在サンプル提供されているCNF各社の特徴と生産状況、プラスチック複合化の開発推移と京都プロセス(パルプ直接混錬法)の特長、混錬にあたってのポイント、試作開発例など、自社製品にどのようにしてCNFを取込んで行くかのポイント等についてサンプル等を持参しお話しします。
プログラム
1.ナノセルロース(CNF, TEMPO酸化又はリン酸酸化CNF, CNC, バクテリアセルロース)について
 (1)セルロースナノファイバー(CNF)の特徴とその製法及び原料
   a.セルロースナノファイバー(機械的解繊)
   b. TEMPO酸化又はリン酸酸化セルロースナノファイバー(化学処理/解繊) 
 (2)セルロースナノクリスタル(CNC)の特徴とその製法
 (3)バクテリアセルロースの特徴とその製法
 (4)キチンナノファイバーの特徴とその製法及び原料
 (5)現在サンプル供給を開始しているCNFメーカー19社の特徴と提供サンプル等のご紹介
   a.A3一覧表[2019/3/4 改訂7版]の配布によるご紹介
   b. CNF生産各社の製造拠点とその生産量並びに量産化計画
2.ナノセルロース研究開発の世界的動向とISO国際標準化の動向
3.CNF/熱可塑性樹脂ナノコンポジットの開発

 (1)粉末法による[親水性]CNFと[疎水性]熱可塑性樹脂の複合化
 (2)CNFの化学変性によるナノコンポジットの高性能化
   a.化学変性の考え方
   b.変性CNFによる性能アップ(分散性・強度・耐熱性・寸法安定性等)
   c.変性パルプを用いたパルプ直接混練法(京都プロセス)の開発
   d. ASA変性とセルロースの耐熱性を向上するアセチル変性
   e. DS(変性反応の程度)による性能の違いと最適化
 (3)CNF/樹脂混練技術のポイント
   a. CNF/樹脂混錬の考え方
   b. 変性パルプを用いた「京都プロセス」における混練技術
   c. 混練にあたってのポイント
   d. CNFの分散評価法
 (4)CNFナノコンポジット用熱可塑性樹脂種の横展開とそれらの性能等について
   ・LDPE, HDPE, PP, PLA, PA11, PA12, POM, PA6, PBT, PC/ABS 他
 (5)材料メーカーにおける変性パルプ及びCNF/樹脂マスターバッチ(MB)のサンプル供給と商業生産開始
 (6)「京都プロセス」における変性パルプ及びCNF/樹脂MBの製造とサンプル提供
 (7)海洋プラスチック問題からみたCNF/生分解性樹脂ナノコンポジットの開発
4.変性CNF/熱可塑性樹脂の微細発泡成形
 (1)超臨界CO2バッチ発泡法による微細発泡基礎技術の開発
 (2)変性CNFナノコンポジットを用いた超臨界N2射出発泡成形
 (3)大型射出発泡成形品の試作
 (4)ポリエチレン/化学バッチ発泡品の試作
5.CNFの染色と材料着色法の開発
 (1)CNFの染色とサンプル見本
 (2)粉末法による材料着色成形品の試作
 (3)材料着色事例とサンプル見本
 (4)カラーCNFの製造とサンプル提供
6.CNF100%板材等の製造とその応用について
 (1)CNF100%材の工業的生産とその特徴
 (2)その応用展開について
7.CNF材料の社会実装化動向
 (1)経済産業省主導「ナノセルロースフォーラム」の活動について
 (2)地域におけるCNFに関する取組みの活発化
   a.近畿地域における「部素材産業―CNF研究会」の取組みについて
   b.他地域での取組みとその連携について
 (3)「新素材―CNFナショナルプラットフォーム」の活動
8.CNF材料を使いこなす/どのように自社製品に取込んで行くかのポイントについて
   a.応用展開における3つの方向性と実際例について
   b.どこのCNF材料から触るか、取り寄せるか?
9. CNFを使った応用・実用化事例
<既実用化事例>
 (1)水性ゲルインク・ボールペン
 (2)消臭機能・大人用紙おむつ
 (3)スピーカーコーン(バクテリアセルロース応用、CNF応用)
 (4)トイレクリーナー
 (5)酒類のろ過助剤
 (6)食品保形材
 (7)食品(どら焼き等)の食感改良剤・増粘剤
 (8)紙力増強材等(特殊フィルター、電池用セパレーター)
 (9)粉体・繊維状物のバインダー
 (10)医薬・化粧品のゲル化剤
 (11)ランニングシューズのミッドソール材
 (12)生コンクリート圧送先行剤  
 (13)磁器鋳込み成形時の脱型歩留向上剤
<試作例>
 (1)CNF/熱可塑性樹脂複合材
   a.プレジャーボートインパネ(CNF/PLA)
   b. 化粧品ケース(CNF/PLA)
   c.電気・電子部材カバー(CNF/PP)
   d. リレー装置カバー(CNF/PP)
   e.照明器具カバー(CNF/PP)
   f. 自動車エンジンカバー(CNF/PA6)
   g.大型成形品(同上エンジンカバー)無電解メッキ品
   h.シューズキーパー等の生活用品(CNF/PP)
   i. 自動車ドアトリム(CNF/PP)
   j.自動車リクラカバー(CNF/PP)
   k. 自動車トランクリッド/アッパー(100%CNF) 
   l. 自動車トランクリッド/ロアー(CNF/PA6) 
   m. 自動車インテークマニホールド(CNF/PA6)
   n. 自動車デッキボード(CNF/PP) 
   o. シューズキーパー(CNF/PP)
   p. ミニバスケット(CNF/PP)   
   q. ペンスタンド(CNF/PP)
   r. トラッシュビン(CNF/PP) 
 (2)CNF/ゴム複合材
   a. 自動車タイヤ
   b. スポーツシューズ・アウターソール
   c. ウエットスーツ
【質疑応答・名刺交換】
キーワード
セルロース,ナノ,ファイバー,CNF,紙,パルプ,混練,分散,製造,研修,講座,セミナー

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