バリアフィルムの概要、ガス透過性のメカニズム、ガスバリア性評価、バリアフィルム作製手法まで分かりやすく解説!

バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズムおよび評価方法

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セミナー概要
略称
バリアフィルム
セミナーNo.
190971
開催日時
2019年09月19日(木) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・バリアフィルムの開発・評価・製造・利用に関わる技術者
 
習得できる知識
・バリアフィルムの基本とガス透過性メカニズムを理解できる
・ガスバリア性の評価技術を理解できる
・バリアフィルム作製のポイントを学ぶことができる
 
趣旨
 バリアフィルムは、食品等の包装材料から、産業用パッケージ、電子回路の保護など、様々な分野で活用されています。バリア性を発現させる技術としては、バリア性高分子系材料、アルミ蒸着、透明セラミック膜、有機無機ハイブリッドなど、様々な方式が用いられています。
 バリアフィルムの作製には、各種基材、コーティング、フィルムハンドリングなどの技術的な理解が必要となります。また、ガス透過のメカニズムと、ガスバリア測定技術を理解しておくことも大変重要です。さらに、近年ではバリア性だけでなく各種機能の複合化が進み、各種特性、信頼性の確保、量産性など、技術的な要求が高まっています。
 本講座では、バリアフィルムの技術に関わる方を対象として、バリアフィルムの概要、ガス透過性のメカニズム、ガスバリア性の評価、バリアフィルム作製について分かりやすく解説します。バリアフィルムに関わる技術者が押さえておくべき知識を身につけることができます。
 
プログラム
1.バリアフィルムの基本とガス透過性メカニズム
  1-1.バリアフィルムの用途と市場
  1-2.バリアフィルムの種類
   (1)高分子系バリアフィルム
   (2)アルミ蒸着バリアフィルム
   (3)透明セラミック系バリアフィルム
   (4)コンポジット系バリアフィルム
   (5)超ハイバリアフィルム
  1-3.ガス透過のメカニズムとパラメータ
   (1)高分子膜中のガス透過性メカニズム
   (2)ガス拡散とガス透過度メカニズム
   (3)無機膜中のガス透過性メカニズム

2.ガスバリア性の評価技術
  2-1.差圧法(圧力センサー法)の原理と測定方法
  2-2.Mocon等圧法の原理と測定方法
   (1)酸素電解センサ-法
   (2)赤外センサー法
   (3)五酸化二リンセンサー法
  2-3.各種等圧法の原理と測定方法
   (1)API質量分析法
   (2)Lyssy法(感湿センサー法)
   (3)カップ法
   (4)カルシウム腐食法
  2-4. ガスバリア性測定の精度・信頼性向上のポイント

3.バリアフィルム作製のポイント
  3-1.バリアフィルム作製の要素技術
   (1)基材(押出、延伸)
   (2)ウェット系プロセス(コーティング、ゾルゲル、ラミネーション)
   (3)ドライ系プロセス(PVD、CVD、前処理)
  3-2.バリアフィルム製造のポイント
   (1)バリアフィルムの品質管理(特性、外観、密着性等)
   (2)バリアフィルム製造工程のコスト・稼働率の改善
  3-3.複合機能フィルムとしてのバリアフィルム開発のポイント
  3-4.ガスバリアの新しい技術
キーワード
ガス、バリア、フィルム、透過性、ディスプレイ、有機EL、評価、測定、作製
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