第1部 異物分析
1.微小異物分析の手順
1.1 外観観察
1.2 試料調製方法
1.2.1 分析試料の切り出し,採取に使用する利便性の高い道具
1.2.2 サンプリングの方法
1.2.3 前処理・洗浄・抽出
1.3 FT-IRを用いた異物分析
2.具体的事例
2.1 包装用ポリ袋に付着した黒色微小異物
[天然ゴム・スチレンブタジエンゴム(NR・SBR)]
2.2 水道水から発見された黒色異物 [エチレンプロピレンゴム(EPDM)]
2.3 菓子パンに付着した青色異物 [インキ用色素]
2.4 焼きうどんから発見された異物 [ポリプロピレン(PP)製トレー]
2.5 ケーキに混入した錠剤異物[ビタミンC補給剤]
2.6 ゴム成形品表面に現れるブルーム現象
2.7 アミン系老化防止剤と可塑剤の移行による汚染
3.異物混入の再発防止対策
第2部 異臭分析
1.嗅覚の特徴
匂いの感知、閾値、匂いの強さ、匂いの疲労(慣れ)、個人差、体調、匂いの質と分類
2.匂い物質の特徴
2.1 匂い物質の条件
2.2 匂いと化学構造の一般的傾向
3.異臭分析の手順及び手法
3.1 異臭分析手順
3.2 異臭分析手法
ヘッドスペースGC/MS法、サーマルデソープションコールドトラップGC/MS
4.異臭分析事例
4.1 清涼飲料水製造装置用EPDMパッキンの異臭分析
4.2 ポリエチレン(PE)製買い物袋の異臭分析
4.3 そうめんの異臭分析
4.4 魚類珍味の異臭分析
4.5 レトルト食品の異味・異臭分析
4.6 てんぷら油の劣化による異味・異臭とその検出方法
4.7 ソーセージの苦味分析