ラマン分光の基礎と高分子材料評価への応用

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セミナー概要
略称
ラマン分光
セミナーNo.
191207
開催日時
2019年12月25日(水) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。

※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
 樹脂メーカー、成形加工メーカー、プラスチック各種製品の研究開発・生産製造・管理に携わる方(初心者から中級者まで)
 
習得できる知識
・分光法の基礎
・高分子材料における構造および物性の評価
・ラマン分光および赤外吸収分光を用いた高分子材料の分子構造評価
 
趣旨
 高分子材料の諸物性は、ひも状の長い高分子鎖がランダムな溶融状態から固化する際に自発的に形成される高次構造に支配されることが知られています。赤外分光法に代表される振動分光法は、高分子鎖の配向、応力負荷、コンホメーションなどの微視的な構造状態を非破壊にて測定可能であり、高分子成形体の評価に広く用いられています。また、固化や延伸などの過程のその場測定にも適用可能なので、構造形成や破壊の機構解明を行う上での強力なツールであるといえます。
 本セミナーでは、分光法や高分子物性の基礎から、ラマンおよび赤外分光法の高分子構造の評価への応用までを解説します。
 
プログラム

1.分光法の基礎
 (1) 電磁波を用いた各種分析方法
 (2) 光と物質の相互作用 – 透過・吸収・散乱
 (3) 振動分光法の基礎
 (4) 偏光について
 (5) ラマン分光法と赤外分光法

2.高分子材料の構造と物性
 (1) 高分子の1次構造と高次構造
 (2) 高分子固体における階層構造
 (3) 力学物性と固体高分子構造の関係

3.ラマン分光および赤外吸収分光を用いた高分子材料の評価
 (1) ピーク強度を用いたコンホメーションの評価
 (2) ピークシフトを用いた応力負荷状態の評価
 (3) 偏光測定を用いた分子配向評価

4.高分子材料評価への応用 − その場ラマン分光測定を中心に
 (1) その場ラマン分光測定装置
 (2) 加熱によるモルホロジー変化の観察
 (3) 延伸による微視的構造変化のその場観察
 (4) 熱劣化のその場観察

【質疑応答・名刺交換】
 

キーワード
ラマン,分光,高分子,ポリマー,樹脂,プラスチック,解析,分析,評価,セミナー,講座,研修
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