1 はじめに
1-1 経皮吸収とは
・ 経皮吸収の定義
・ 有効成分の作用部位
・ 経皮吸収評価でわかること
・ 高浸透性を謳った製品
1-2 経皮吸収技術・評価の必要性
1-3 医薬品外用剤と化粧品の違い
・ 医薬品の考え方
・ 化粧品の考え方
2 経皮吸収の基礎
2-1 皮膚の構造
・ 皮膚の構造
・ 年齢とセラミドと水分蒸散量
・ 皮膚のターンオーバー
・ 体内への薬物の吸収経路
2-2 経皮吸収の定義
2-3 薬物の経皮吸収経路
・ 経皮吸収製剤のメリット
・ 経皮吸収製剤のデメリット
・ 薬物の体内動態(単回)
・ 薬物の体内動態(繰り返し)
・ 薬物の体内動態(投与中断)
・ 皮膚からの薬物の吸収経路
2-4 経皮吸収の評価指標
・ 経皮吸収の評価パラメータ
・ 皮膚透過速度と皮膚中濃度
2-5 経皮吸収に影響を与える要因
・ 薬剤物性の影響
・ 皮膚状態の影響
・ 吸収促進技術
・ 基剤の影響
・ 活量の概念を使った促進法
・ 熱力学的活量の概念
・ 薬物の透過性に及ぼす油剤混合比の影響
・ 調整油剤の添加による影響
・ 活量を考えた製剤設計の例
・ 乳化製剤での評価
3 経皮吸収の評価法
3-1 in vitro 評価法
3-1-1 膜の選択について
3-1-2 一般的な経皮吸収評価の流れ
・ 試験条件の設定
- 経皮吸収試験に用いられるモデル膜
- レシーバーの選択
- シンク条件とは
- 適用量(無限系と有限系)
・ 実験方法
- レシーバーのサンプリング
・ 分析
- 定量と観察
・ 解析方法
- 累積透過量の計算方法
- 累積透過量から得る情報
- 透過パラメータの算出
- 皮膚中量から得る情報
3-1-3 蛍光物質によるイメージング評価
・ カルセインやナイルレッドを用いた評価例
・ 評価の注意点
3-2 in vivo 評価法
3-2-1 血中濃濃度測定による経皮吸収性評価
3-2-2 テープストリッピングによる経皮吸収性評価
・ 角層中薬物濃度の変化
・ 角層中薬物量の評価
4 さいごに
・ 海外ガイドラインの比較
【質疑応答・名刺交換】