板ガラスの安全性評価とその試験法、および割れ解析

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セミナー概要
略称
ガラス安全性
セミナーNo.
200277
開催日時
2020年02月20日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
新宿文化センター 4F 第2会議室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
■学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
 また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
若手技術者および若手研究者
(業務に携わってから数年の初級~中級レベルを想定していますが、できるだけ1~3年の入門レベルの方にも理解できるようにしたいと思っています。)
必要な予備知識
初級レベルの予備知識を想定していますが、各説明は入門レベルからスタートします。
習得できる知識
・ガラスおよび脆性破壊の基礎概念
・新しい概念による安全性評価
・熱強化ガラスのクラック伝播メカニズム
・Securityレベルの試験方法と評価
・衝撃波による負荷とその応用
趣旨
 近年のガラスに対する安全性評価の進展と高まりにより、ガラスが割れたとしても安全性が担保できれば良いという考え方が世界的に広まっています。従来の「ガラスが破壊しないので安全とするStrengthレベル」に加え、「ガラス商品が破壊したとしても一定の安全性が確保できれば良いとするSafetyレベル」および「生命や財産の保持を重視するSecurityレベル」のガラス商品が開発されています。また、国際規格の最も大きな組織であるISOの規格作成を担当するワーキンググループでは、上述の3つのレベルに分けた論議がされています。
 このようなガラス商品では破壊の有無のみではなく、割れの進展やその破壊パターンの解析も重要です。一方、SafetyレベルやSecurityレベルでは、従来よりも過激なガラス強度試験法で評価することになりますが、日本ではあまり知られていません。
 本セミナーでは、ガラスの破壊に関する一般的な知見に加え、衝撃波や台風災害試験を始めとする日本ではあまり知られていないガラスの強度試験方法も含め、ガラスの割れやガラスの強度評価方法を紹介します。
プログラム
1.ガラスと破壊の基礎
 1-1.板ガラス商品の概要
 1-2.ガラスの破壊と表面欠陥
 1-3.応力の影響 
 1-4.雰囲気の影響
 1-5.新しい安全性の考え方

2.Strengthレベル
 2-1.Strengthレベルの安全性
 2-2.強度試験法とその評価

3.Safetyレベル
 3-1.Safetyレベルの安全性
 3-2.熱強化ガラスのクラック伝播と安全性評価 
 (スプラインの発生、クラック分岐、反射波の影響、クラックの連結とσCR、安全規格etc.)
 3-3.衝撃強度試験法とその評価 (ボールテスト、ショットバッグテスト)

4.Securityレベル
 4-1.Securityレベルの試験法と安全性の概要
 (防犯ガラス、台風災害、爆発災害、防弾試験)
 4-2.落球試験とアックス試験 
 4-3.台風災害試験
 4-4.衝撃波試験(衝撃波とは? ショックチューブetc)

5.最近の学会トピックス

【質疑応答】
キーワード
ガラス,破壊,安全性,評価,セミナー,研修,講習
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