流体機械におけるキャビテーション現象と機器損傷の予測
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滝野川会館 4F 401集会室

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セミナー概要
略称
キャビテーション現象
セミナーNo.
200278
開催日時
2020年02月27日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
滝野川会館 4F 401集会室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
■学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
 また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
・キャビテーションの発生原因
・キャビテーションのタイプ
・キャビテーション発生の解析方法
・気泡の発生,崩壊の機構
・損傷機構
・損傷予測
趣旨
 流体を取扱う機械や部材では,装置の小型化,高速化を推し進めるときに必ず直面する問題がキャビテーションです。キャビテーションは,流速の増加に伴って発生する気泡の連続的な発生及び消滅現象であり,キャビテーションが発生すると,性能は低下し,振動,騒音が発生するだけでなく,部材が損傷して装置を破壊するなどの様々なトラブルが発生します。こうした問題を解決するには,キャビテーションの発生メカニズム,発生条件,損傷メカニズム,損傷に影響する因子を十分に理解し,把握しておく必要があります。キャビテーションが発生しない条件で設計するのが望ましいが,過酷な使用条件によりキャビテーションが発生してしまった場合に壊食量を予測する手法について解説します。本セミナーの講師は,キャビテーション損傷の問題に35年以上取組んでいる日本でも数少ない研究者です。
プログラム
1.キャビテーションの基礎
 1-1.キャビテーションの発生原因
 1-2.キャビテーションの様子と分類

2.気泡の発生及び崩壊のメカニズム
 2-1.気泡の発生条件
 2-2.キャビテーション数の定義
 2-3.気泡崩壊のメカニズム
 2-4.Rayleigh Plessetの式

3.キャビテーション損傷の事例
 3-1.気泡崩壊による圧力
 3.2.船のスクリュー
 3-3.弁の壊食
 3-4.ポンプの壊食
 3-5.エンジンでの壊食
 3-5.その他の装置での壊食

4.キャビテーション試験装置
 4-1.磁わい振動装置
 4-2.キャビテーション噴流試験装置

5.損傷のメカニズム
 5-1.気泡崩壊時の圧力
 5-2.各種金属材料の損傷過程

6.損傷に影響を及ぼす因子
 6-1.粘性
 6-2.温度
 6-3.音響インピーダンス
 6-4.流速
 6-5.キャビテーション数
 6-6.振幅

7.各種工業材料の損傷
 7-1.炭素鋼
 7-2.ステンレス鋼(含二相ステンレス鋼)
 7-3.鋳鉄
 7-4.銅合金
 7-5.チタン合金
 7-6.プラスチックス

8.実機でのキャビテーション損傷予測
 8-1.ポンプの損傷予測
 8-2.損傷の経時変化予測

9.キャビテーション壊食に関する最近の話題

【質疑応答・名刺交換】

 
キーワード
流体,キャビテーション,気泡,振動,騒音,損傷,予測,メカニズム,ポンプ,エンジン,セミナ
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