2020年10月30日(金)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
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よくある質問
学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。
15名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
【第1部】
・広範な産業分野で濾過の基礎知識を必要とされている方(初心者歓迎)
【第2部】
・化学メーカー、機械メーカーの研究開発・生産製造や計画・実務に携わる方(初心者から中級者まで)
【第1部】
・濾過の基礎的な原理・理論
・濾過の基本的な試験方法
・濾過データの整理・評価・解析方法
【第2部】
・ろ過(固液分離)の基礎知識
・ろ過(固液分離)装置の種類と特徴
・ろ過(固液分離)装置選定におけるスケールアップ基礎
・ろ過(固液分離)活用例および最新動向
【第1部】
濾過は化学、食品、医薬品、バイオ、環境、繊維、紙・パルプ、鉄鋼、電池、ガラス、セラミックスなどの各種産業分野において、コストを支配する基幹の技術として重要な役割を果たしており、生産工程から排水処理工程に至るさまざまな場面で適用されています。本講習会では、濾過の原理やメカニズム、濾過挙動を記述する理論について、基礎からわかりやすく説き起こすとともに、実践的な濾過試験方法や濾過データの評価・解析方法について、具体的に解説します。
産業の現場において濾過プロセスを取り扱う際、経験に頼るケースが多く見られます。もちろんそれも重要な要素ですが、理論やモデルに立脚して現象を捉えることが実は本質的に重要であると考えます。本講習会を受講することにより、性能の向上、問題の解決、装置の選定、プロセスデザイン、スケールアップなどに活用できる濾過プロセスの必須基礎知識を習得することができます。
【第2部】
ろ過(固液分離)は身近に存在で一見簡単なようですが奥が深い単位操作です。しかし、実際にろ過を含む固液分離を行う上で必要な情報は経験的に伝えられることが多く、また、どのような情報をもとに考えていけば良いのか、なかなか体系的に理解する機会は少ないと思います。
そこで、本講座では、ろ過に関わる、もしくは、これから関わる予定の方が実務を行う上で理解しておいてほしい項目をわかりやすく解説します。また、最新の動向についても紹介・解説致します。
-----【第1部】10:30~13:00 ※途中5分間トイレ休憩あり -----
「濾過プロセスの必須基礎知識」
名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 准教授 博士(工学)向井 康人 氏
1.ケーク濾過
1-1 濾過の種類と原理
1-2 ケーク濾過のメカニズム
1-3 定圧・定速濾過理論
1-4 濾過試験およびデータ解析方法
1-5 ケーク濾過の評価方法
2.閉塞濾過
2-1 閉塞濾過のメカニズム
2-2 閉塞濾過理論
2-3 閉塞濾過の評価方法
3.膜濾過
3-1 膜濾過の種類と特徴
3-2 膜濾過の評価方法
4.助剤濾過(ケイソウ土濾過)
4-1 濾過助剤の種類と特徴
4-2 濾過助剤の活用方法
5.ケークレス濾過(ダイナミック濾過)
5-1 ケークレス濾過の種類と特徴
5-2 ク濾スフ濾濾過
5-3 回転や振動を利用した濾過
5-4 電場や超音波を利用した濾過
5-5 周期逆洗型濾過
6.濾過操作の選定と設計
6-1 濾材の分類と選定方法
6-2 濾過機の分類と選定方法
≪質疑応答・名刺交換≫
-----【第2部】14:00~16:30 ※途中5分間トイレ休憩あり -----
(1)「ろ過技術基礎とろ過装置の選定・スケールアップ」
三菱化工機(株) 機械事業本部 産業機械技術部 主幹セールスエンジニア 細野 武彦 氏
1.ろ過(固液分離)の概要
2.ろ過(固液分離)装置の種類と特徴
3.ろ過装置の産業界での活用事例紹介
4.ろ過操作の影響因子
4-1 ろ過性能の指標
4-2 ろ過装置の運転条件
5.スケールアップによるろ過装置の選定
6.スケールアップ事例
7.トラブル事例とその対処法
8.最新の動向
8-1 連続生産 -ろ過の連続化-
8-2 精密化 -ダイナミック・クロスフロー・フィルタ-
≪質疑応答・名刺交換≫
(2)「最新の膜ろ過技術」
~≪回転型セラミック膜フィルタ≫ダイナミック・クロスフロー~
三菱化工機(株) 企画本部 研究開発部 大森 一樹 氏
1.ダイナミック・クロスフロー・フィルタの概要
1-1 ダイナミック・クロスフロー・フィルタの構造と特長
1-2 従来式クロスフロー膜ろ過との比較
2.ダイナミック・クロスフロー・フィルタの捜査因子
2-1 操作因子とろ過特性
2-2 パルス逆洗操作
3.ナノ粒子製造プロセスへの応用事例
3-1 濃縮操作
3-2 洗浄操作
3-3 溶媒置換操作
4.スケールアップと装置選定
4-1 サンプルラボ試験
4-2 装置選定
≪質疑応答・名刺交換≫
10:00~13:00 第1部 ※途中5分間トイレ休憩あり
13:00~14:00 昼食(各自)
14:00~16:30 第2部 ※途中5分間トイレ休憩あり
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