古くて新しいナノ素材「導電性カーボンブラック」の基礎からノウハウまでを解説!

導電性カーボンブラックの上手な使い方【LIVE配信】
~高導電化、高分散化技術、改質技術と最新の技術・市場トレンド~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
導電性カーボンブラック【WEBセミナー】
セミナーNo.
200570
開催日時
2020年05月27日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合 1名につき27,500円(税込)です。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
セミナー後6か月以内であれば、
分かりにくかった内容を講師に直接TV会議システム等にて質問が可能です。
また、個別に抱えている技術課題に対する質疑応答も可能です。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
初心者からベテランまでカーボンブラックに興味のある方ならどなたでも!導電性コンパウンドや塗料、ニューパワーソース(リチウムイオン二次電池、キャパシタ、燃料電池)、カーボンブラック等の開発・製造技術者、企画・市場開発・販売担当者
習得できる知識
・導電性炭素材料の中でのカーボンブラックの位置付けや他の導電材料と比べた長所、短所。
・分散性、導電性を向上させる種々の手法やカーボンブラックそれ自体の高機能化等、導電性カーボンブラックを上手く扱うためのノウハウ。
・Liイオン電池、燃料電池、キャパシタなどのニューパワーソースや、導電性樹脂・塗料複合材料など用途に応じた高機能化技術。
・導電性炭素材料に関する昨今の市場・技術トレンド。
趣旨
導電性カーボンブラックは、樹脂中で本当に移動するのでしょうか?導電性カーボンという同じ範疇にありながら構造がまったく違う種類が存在するのでしょうか?そもそも導電性カーボンとはどのようなカーボンなのでしょうか? 導電性カーボンブラックの構造や特徴を十分理解し、目的とする用途に応じて開発していくことが、特徴ある技術や製品を生み出すポイントとなります。本セミナーでは、まず、導電性カーボンブラックの種類や特徴、分散機種、導電性評価技術といった基礎を学びます。更に、分散性・導電性を決定する因子などの応用に加え、ニューパワーソース分野や樹脂複合材分野など用途に応じた高機能化技術など導電性カーボンブラックに関する技術的内容を分かりやすく、かつ詳細に解説します。
プログラム

はじめに 情報交流(人脈力)の重要性は

第1部 導電性カーボンブラック入門


1.導電性フィラーとは? ~種類、特徴、用途~
  ・金属系フィラー:酸化劣化防止、銅粉
  ・白色導電フィラー:酸化スズ系、酸化亜鉛系、酸化チタン系、
   ITO、チタン酸カリウム繊維系
  ・金属被覆導電フィラー:銀被覆系、ニッケル/カーボン系、ニッケル/セルロース系
2.炭素系導電性フィラーとは?
  2.1 カーボンブラック
  2.2 カーボンナノチューブ:各種カーボンナノチューブの特徴、MWCNT
  2.3 カーボンナノファイバー:VGCF、グラフェンプレートレット
  2.4 炭素繊維、グラファイト
  2.5 導電性フィラーの用途(導電性マップ)
3.導電性カーボンブラックとは? ~構造、種類と特性~
  3.1 カーボンブラックの製造方法
  3.2 構造、物理・化学的性質
   ・一次粒子、アグリゲート、アグロメレート、
    表面官能基、結晶性、DBP吸収量、凝集体径
  3.3 導電性発現機構
   ・パーコレーション、各種導電性カーボンブラックの
   特徴と特性値(粒子数、アグロメレート径)
   ・DBP吸収量と導電性付与効果
  3.4 導電性カーボンブラックの種類と特性
   ・ケッチェンブラック、アセチレンブラック、
    オイルファーネスブラック、カラー用カーボンブラック
 

第2部 導電性カーボンブラックの性能を最大限引き出すために


4.最適混練、塗料化手法 ~高導電性、最適分散化技術~
  4.1 分散、導電化機構
   (1) 分散機構(分散4ステージ)
   (2) 粉砕(プレミックス)
   (3) 浸透(分散剤、接触角、界面活性剤)
   (4) 微粒化(混練ディスク、各種押出機条件)、分散安定化
   (5) 分散機(樹脂コンパウンド分散機、塗料分散機)
   (6) 分散状態評価方法、導電性評価方法
  4.2 高導電化、最適分散技術
   (1) 分散状態(凝集塊量)と導電性
   (2) 樹脂の影響(単一樹脂系、二成分樹脂系)
   (3) 充填材の影響
   (4) 成形条件の影響
 

第3部 導電性カーボンブラックの用途と更なる高性能化を目指して

5.導電性複合製品の用途事例
  5.1 用途分類
  5.2 ニューパワーソース分野
   ・二次電池、キャパシタ、燃料電池
  5.3 エレクトロニクス、樹脂複合製品分野
   ・半導体包装材料、自動車分野
6.導電性カーボンフィラーの高性能化(改質)技術
   ・表面官能基、結晶性、多孔性、異元素ドープ、カーボン被覆技術

キーワード
CB,導電性,フィラー,樹脂,混練,研修,講習会
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