合成、サイズ・形状制御、表面と金属コアの構造解析、低温焼結、その他応用それらの技術を徹底解説!

金属ナノ粒子・微粒子 徹底解説【LIVE配信】
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
金属ナノ粒子【WEBセミナー】
セミナーNo.
2007103
開催日時
2020年07月10日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記
入ください。

・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
金属ナノ粒子、ナノ粒子触媒などのナノ粒子材料の開発に従事され始めた方から数年程度の経験のある方まで。合成に困っておられる方、安く合成したい方、ペースト開発に従事され始めた方。需要を開拓されたい方、分散・安定性について考えたい方、ナノ粒子の表面有機膜、表面酸化膜について議論を重ねておられる方など。 基礎からの解説なので基礎知識不要です。
習得できる知識
1.金属ナノ粒子の化学合成法
2.金属ナノ粒子のサイズ制御法、形状制御法
3.保護剤分子の設計
4.ナノ粒子の微細構造解析法
5.分散安定化の基礎・安定化評価法
6.インク化・ペースト化の機器、添加剤選択の指針
7.ナノ粒子の焼結指針の獲得法
趣旨
本セミナーは金属ナノ粒子・微粒子のすべてを短時間で俯瞰して、理解する1日コースです。これまでの研究成果を十分にわかりやすく皆様にご紹介します。化学法・凝集法を中心にその合成法、サイズや形状の制御に関する考え方と実践について述べます。さらに、得られたナノ粒子の表面、表面吸着物、酸化膜の微細構造の解析、さらには金属コアの構造解析についても紹介します。こうしてナノ粒子の獲得手法を心得ていただいた後、その応用について例を挙げてご紹介します。どのように粒子径を制御するか、形を制御するか、精密に合成するか、から、逆に粒子径はある程度ばらついてもいいが、どうしたら大量に合成するかなども理解していただきます。特に、電子部品部材に用いるための低温焼結法などについても、当研究室のものだけではなく、いくつかの例について、その原理や考え方を含めて解説します。高い付加価値を有するナノ粒子合成を目指していきます。
 今回は、さらに、材料化に向けた粒子の分散凝集制御技術とその評価法や低温焼結用の銅微粒子とその低温焼結メカニズムについても触れます。直近で得られた新しい粒子についてもご紹介したいと考えます。また、当研究室独自のナノ粒子に対する考え方や解析手法などについても一緒に議論しましょう。そのほかの光学応用・磁性応用などについても時間のある限り触れていきたいと考えています。
プログラム

1.金属ナノ粒子 微粒子の設計と合成
 1.1 金属ナノ粒子研究の歴史
 1.2 金属ナノ粒子の基礎
 1.3 金属ナノ粒子材料の設計戦略
 1.4 金属ナノ粒子材料の設計
 1.5 金属ナノ粒子材料の合成
  1.5.1 銀
  1.5.2 銅
  1.5.3 金
  1.5.4 白金族
  1.5.5 他の遷移金属
  1.5.6 触媒材料に向けた合成
  1.5.7 導電性材料に向けた合成
 1.6 化学還元法のまとめ
 1.7 金属ナノ粒子材料の低コスト化戦略
 1.8 粒子径をそろえる
  1.8.1 合成手段の工夫
  1.8.2 保護剤の工夫
 1.9 緻密なコートで耐酸化性を加える
  1.9.1 耐酸化性を加える
  1.9.2 耐酸化性を評価する
 1.10 ナノ粒子の構造評価
  1.10.1 ナノ粒子金属コアの構造評価
  1.10.2 表面酸化の評価
  1.10.3 表面吸着物の評価
2.金属ナノ粒子材料設計のポイント
 2.1 ナノ粒子の回収方法
  2.1.1 化学還元法からの回収
  2.1.2 凝集させないで回収できるか
 2.2 分散安定化
  2.2.1 小ロットでの分散
  2.2.2 分散安定性の簡易評価
 2.3 ナノ粒子の効率よい粉体化
 2.4 ナノ粒子粉末の媒体への再分散
 2.5 触媒作用
 2.6 担持
 2.7 実験でのペースト作製
 2.8 少量試作から大量合成へ
 2.9 より低コストな合成法の確立
3.金属ナノ粒子の評価
 3.1 電子顕微鏡(TEM、STEM、SEM)による評価
 3.2 表面吸着物の検証
 3.3 ゼータ電位、粒度分布評価
 3.4 分散性評価
4.凝集分散技術および分散安定性評価
 4.1 ナノ粒子の分散安定化の評価
 4.2 有機物の表面コーティング構造
 4.3 分子設計指針
 4.4 ナノ粒子の再分散法、分散媒の変更
 4.5 ナノ粒子の分散安定化のノウハウ
 4.6 ナノ粒子の分散安定化評価法
5.ナノ粒子ペーストと焼結
 5.1 ナノ粒子ペーストの合成
 5.2 ナノ粒子ペーストの評価
 5.3 低温焼結銅微粒子の極意
 5.4 安定な新しい銅ナノ粒子システムの開拓
 5.5 焼結挙動の直接観察法
  5.5.1 SEMによる焼結の観察
  5.5.2 一歩進んだその観察
 5.6 実際に観察した結果
6.応用と将来
 6.1 低温焼成
 6.2 電極材料
 6.3 触媒材料
 6.4 将来:大学と一緒に研究していきましょう。
   アプリケーションに求められるナノ粒子。

キーワード
金属ナノ粒子,合成、焼結,分散,凝縮,表面処理,セミナー,講習会
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索