インクジェット技術の基礎と活用
~基本原理、ヘッドの種類・特徴、バラツキ要因と対策、インクとヘッドの関係、
                            プリンテッドエレクトロニクスへの展開~

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セミナー概要
略称
インクジェット
セミナーNo.
200753
開催日時
2020年07月16日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区文化センター 4F 第2会議室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
■学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
 また、当日学生証をご持参ください。
定員
15名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・インクジェット印刷に興味を持っている2~3年の若手技術者や新人の方
  例:紙媒体印刷、テキスタイル、金属への印刷、樹脂フィルムへの印刷
・インクジェット塗付技術における課題持っている・改善を担当している方
・プリンテッドエレクトロニクスに興味を持っている方、実施している方
・各種インク会社の技術者の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・インクジェト印刷、インクジェット塗付、プリンテッドエレクトロニクスにおいて、インクジェットヘッド・制御技術・評価技術の基礎を理解することによって、インクジェット技術の課題を解決する手段を習得できる
趣旨
 インクジェット技術はパソコン向け印刷機として大量に使用されていますが、一般の技術者の方がインクジェット装置を製作する場合や、インク会社の方がインクジェット技術を理解する、テキスタイル印刷を考えている、金属・樹脂面への印刷を考えている、プリンテッドエレクトロニクスへの応用を考えている、次世代電池への各種膜形成を考えているなど、色々な応用分野へ適用する基礎技術を説明します。
 また、プリンテッドエレクトロニクスに代表される高精度・高密度塗布の課題やインクジェットでの特徴的な現象など、過去、インクジェット技術で取組みながら実用化事例につながらなかった多くの事例を克服するアイデアを当講座で習得してください。
プログラム
1.はじめてのインクジェット技術
 1-1 はじめての産業用インクジェト技術
 (1)産業用インクジェット技術を振り返って
 (2)インクジェット印刷技術とロール to ロール
 (3)産業用で遅れたインクジェット工法
 1-2 現在報告されているインクジェット工法の課題

2.インクジェットヘッドの種類
 2-1 インクジェットヘッドの種類
 (1)インクジェットヘッドの種類
 (2)インクジェットヘッドの構造
 (3)プリントヘッドと各方式の特徴
 2-2 インクジェットヘッドの新しい流れ
 (1)インク循環系
 (2)薄膜ヘッド

3.産業用インクジェットによる塗布技術の進化と課題
 3-1 産業用インクジェットによるインク塗布の歴史と課題
 (1)2005年頃の塗付技術
 (2)残った課題
 3-2 コーリング現象(コーヒースティン現象)
 (1)現象の理解
 (2)効果が期待できる改善策
 3-3 塗布面の表面エネルギー、材料の表面エネルギー
 (1)不吐出と表面エネルギー
 (2)バルジ、ジャギー
 3-4 親水・撥水処理の効果と種類
 (1)UV、エキシマ、レーザ
 3-5 隔壁材料

4.DNP精密吐出制御の考え方
 4-1 DNP精密吐出制御の必要性と考え方
 (1)2007年頃の考え方
 (2)現在のDNP制御への要求
 4-2 インクジェット吐出インクの体積計測技術(±1%精度で)
 (1)飛翔観測装置の変遷
 (2)±1%精度の体積計測
 4-3 インクジェットヘッド駆動波形編集

5.インクジェット塗布と薄膜形成の応用
 5-1 インクジェット塗布と薄膜形成(50nm~500nm程度)
 (1)全面均一薄膜形成
 5-2 インクジェット塗布と印刷パターン形成
 (1)微細パターン形成
 (2)インクジェットヘッド配置の工夫
 5-3 ディスプレー分野へのアプリケーション
 (1)カラーフィルター等
 (2)その他
 5-4 有機半導体TFT
 (1)数層を塗上げる塗布工法のむずかしさ
 (2)親水・撥水処理、表面エネルギー
 (3)有機TFT回路素子
 5-5 電池分野への応用

6.産業用インクジェット工法へ向けた今後の技術
 6-1 今後の技術
 (1)10nm付近の高速厚み計測
 (2)親水・撥水処理装置
 (3)大面積塗布装置
 (4)その他

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
インクジェット,ヘッド,塗布,制御,セミナー,研修,講習
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