2020年07月28日(火)
10:30~16:30
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55,000円
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よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
15名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
これから講演テーマの研究や実務に取り組む学生・若手・中堅。流動現象の市販ソフトの利用者および市販ソフトの営業担当者。混相流解析において使用される数式の再学習を望む技術者。
テーマの性質上、微積分と力学の知識は必要ですが、いずれも高校のレベルを想定。
偏微分や微分作用素を使って式が表現されますが、講演の場でその意味がわかるように説明します。ベクトルやテンソルも登場しますが、式の表現を簡単にするために使うだけなので、高度な知識は不要。
粉体や混相流のシミュレーションに取り組む前に必要な知識が習得できます。流動現象を扱う学術論文や専門記事を理解するために必要な知識が習得できます。市販ソフトの利用者にとっては正しい使い方と、計算結果を正しく評価する能力が習得できます。数式表現に対する苦手意識を克服できます。
粉体や混相流の分野において計算機による現象予測技術は強く望まれ、最近はその進化には目を見張るものがあります。流動現象のシミュレーションは全て力学モデルに基づきます。多様な公理や公式をバラバラに学ぶと複雑さに混乱し、その結果、多くの人たちは数式表現に対して苦手意識をもちます。特に粉体や混相流のように複雑現象とみなされている分野ではその傾向が強くなります。しかし、体系を整理した形で学べば関連ないように見える多くの数式表現がワンパターンで、意外に単純であることがわかります。
本講義では、始めて粉体や混相流に接する人をも対象にしますが、レベルを下げる気はありません。どの程度その目的が達成するかは講演者にとってもチャレンジです。講演時間の制限もあり、各種メデイアに氾濫している応用例については、述べる予定はありません。数値計算のアルゴリズムの説明も省きます。あくまでも基本原理を重視した内容にします。
1: 分類
1-1 混相流の特徴
1-2 粒子間相互作用に基づく流れの分類
無衝突、 衝突支配、 接触支配
1-3 計算モデルの分類
連続体モデル(二流体モデル)、離散粒子モデル(粒子追跡型モデル), DNS
2: 粒子・流体間相互作用(移動現象)I
2-1 運動量移動・・・・抵抗係数、粒子運動方程式
2-2 エネルギ移動・・・・ヌッセルト数
2-3 物質移動・・・・シャーウッド数
3: 粒子間相互作用(衝突。接触)
3-1 剛体球モデル(粒子・壁 粒子・粒子)・・・・非球形モデル、衝突判定
3-2 弾性球モデル(DEM)
3.3 CFD-DEM
4: 粒子・流体間相互作用 II
4.1 流体力学(理論的アプローチ・経験的アプローチ)
4-2 基礎方程式(連続の式、ナビエ・ストークス式)の誘導(単相流から混相流)
4-2 混相流基礎方程式の重み関数に基づく空間平均化・・・・局所平均
【質疑応答・名刺交換】
粉体,粒子,流体,混相流,シミュレーション,DEM,CFD,セミナー,講演