粘弾性挙動の解釈法とその利用法,粘弾性挙動に伴う残留応力の発生機構と低減化法を解説!

プラスチックの粘弾性挙動の時間・温度換算則とその利用法【LIVE配信】
~残留応力の解放及び変形の長期予測法~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
粘弾性挙動【WEBセミナー】
セミナーNo.
200770
開催日時
2020年07月31日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付(PDF配布)

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料はPDFをメールにて前日までには、お送りいたします。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・特に必要が無い,基礎から説明します。
・プラスチック製品の設計担当者
・プラスチック製品の品質保証担当者
・プラスチック関連の技術開発者
習得できる知識
・プラスチックの基本特性である粘弾性特性及び熱粘弾性特性が理解できる。
・残留応力の発生機構が理解できる。
・残留応力の理論的、実験的解析方法が理解できる。
・残留応力の低減方法並びに積極的な利用法が修得できる。
・粘弾性特性・熱粘弾性特性を基準とした強度,変形の力学的取扱いの基礎が修得できる。
・粘弾性特性に成立する時間-温度換算則の概念が修得できる。
・時間-温度換算則を用いた強度,変形の長期予測法と信頼性評価法の基礎が修得できる。
・残留応力+溶剤による耐ストレスクラッキング性が修得できる。
趣旨
 プラスチックの力と変形の比例定数である材料定数は,時間と温度依存性を有し緩和弾性係数や貯蔵弾性係数と呼ばれ,著しい粘弾性挙動を示す。従って,成形品の反り・変形や破壊といった成形不良を検討する場合は,使用素材の粘弾性挙動を把握することが最も重要となる。プラスチックの粘弾性挙動の時間,温度依存性には,時間-温度換算則が成立し,この法則を用いて残留応力解放に伴う変形や強度の長期予測,及び繊維強化プラスチックの諸特性の時間,温度依存性の長期予測等が可能となります。
ここでは,プラスチックの最も重要な粘弾性挙動の解釈法とその利用法,粘弾性挙動に伴う残留応力の発生機構と低減化法を説明します。さらに,時間-温度換算則の誘導方法とこの換算則を用いた残留応力の解放に伴う変形予測法,強度・変形の長期予測法,加速試験法等の各事象への応用方法について説明します。
プログラム

1.プラスチックの最も重要な粘弾性の基礎知識
  1-1 粘弾性特性・熱粘弾性特性とは
  1-2 粘弾性特性・熱粘弾性特性の利用方法
  1-3 粘弾性に伴う特異現象(クリ-プ挙動,緩和挙動)
2.弾性体と粘弾性体の力学の違いを理解するための基礎知識
  2-1 プラスチックの応力とひずみ
  2-2 粘弾性挙動と粘弾性モデル
  2-3 応力-ひずみ関係式(構成方程式)
  ・応力-ひずみ関係式の誘導方法 
3.粘弾性挙動による残留応力の発生機構
  3-1 残留応力の発生要因の分類
  3-2 冷却過程で生じる残留応力の発生機構
  3-3 硬化過程で生じる残留応力の発生機構
4.時間-温度換算則とその解釈
  4-1 時間-温度換算則の基礎概念
  4-2 粘弾性挙動のマスタ-曲線の作成方法
  4-3 時間-温度移動因子(ア-レニュウス型,WLF型)
5.時間-温度換算則を用いた各種事象の予測法
  5-1 マスタ-曲線を用いたクリ-プ変形の長期予測法
  5-2 マスタ-曲線を用いた残留応力開放に伴う変形の長期予測法
  5-3 マスタ-曲線を用いたCFRPの変形,強度の経時的変化の予測方法
  5-4 マスタ-曲線を用いたプラスチックの諸特性の加速試験方法
  5-5 残留応力+溶剤によるストレスクラッキングの対策法
6.GCPを用いた成形不良低減の新射出成形法
  6-1 GCP(ガス・カウンタ-・プレッシャ-)とは?
  6-2 GCP+射出発泡成形法
  6-3 GCP+射出中空成形法
  6-4 GCP+射出圧空成形法

キーワード
レオロジー,測定,粘度,弾性,樹脂,講習会,研修
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索