さまざまな硬化剤との反応機構を捕らえることで、 硬化物の良い物性を得るための基礎的な考え方を示す!
エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。
※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら
セミナー概要
- 略称
- エポキシ樹脂【WEBセミナー】
- セミナーNo.
-
201039
- 開催日時
- 2020年12月04日(金)12:30~16:30
- 主催
- (株)R&D支援センター
- 問い合わせ
- Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
- 開催場所
- 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
- 価格
- 非会員: 49,500円(税込)
会員: 46,200円(税込)
学生: 49,500円(税込) - 価格関連備考
- ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問 - 備考
- 資料付【PDFを配布】
【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。
・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料はPDFを前日までには、お送りいたします。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
- 趣旨
- エポキシ樹脂は、接着性や絶縁特性など非常に高いパフォーマンスを持つが、 エポキシ主鎖の化学構造および選択する硬化剤や副資材によって、その物性は大きく異なる。 ここでは、エポキシ樹脂(主鎖)の化学構造を理解し、さまざまな硬化剤との反応機構を捕らえることで、 硬化物の良い物性を得るための基礎的な考え方を示す. 加えて、副資材の一つで大きく物性を変えることのできるフィラーの使い方と、熱衝撃試験による 耐クラック性解析により、硬化物の物性評価に関する方法論を紹介する。
- プログラム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.エポキシ樹脂硬化物の高分子構造
第1部 エポキシ樹脂の化学構造と特徴
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1-1 熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂
1-2 エポキシ樹脂硬化物の分子構造
1-3 エポキシ環の反応性とその特徴
2.ビスフェノール型エポキシ樹脂の構造と特徴
2-1 ビスフェノールA型樹脂の特徴と用途
2-2 ビスフェノールA型樹脂の原料と合成
2-3 ビスフェノール型のバリエーション
・ビスフェノールF型樹脂
・臭素化ビスフェノール樹脂
3.ノボラック型エポキシ樹脂の構造と特徴
3-1 フェノールノボラック型/クレゾールノボラック型
3-2 ノボラック型エポキシ樹脂のバリエーション
4.その他のエポキシ樹脂
4-1 環状脂環式,グリシジルエステル,グリシジルアミン,複素環式
4-2 ビフェニル型,多環芳香族,水添脂環式
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第2部 主な硬化剤と硬化メカニズムの基礎
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.硬化剤と活性水素
1-1 硬化剤の種類
1-2 活性水素
2.アミン系硬化剤との反応
2-1 アミン系硬化剤との反応
2-2 アミン系硬化剤の種類
2-3 ポリチオール硬化剤
3.酸無水物系硬化剤およびフェノール硬化剤との反応
3-1 酸無水物硬化剤との反応
3-2 酸無水物硬化剤の種類
3-3 フェノール系硬化剤の種類と反応
4.その他の硬化剤
4-1 触媒硬化
・イミダゾール
・その他触媒硬化
4-2 潜在硬化
・DICY
・光硬化
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第3部 副資材とその効果
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.副資材の種類と特徴
1-1 充填材の種類と特徴
1-2 フィラーの用途
2.フィラーを充填したエポキシ樹脂の機械的特性
2-1 弾性率,強度
2-2 破壊靱性
2-3 ハイブリッド充填
3.無機フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐水性・耐食性
3-1 エポキシ樹脂の耐酸性・耐アルカリ性
3-2 フィラーを充填した樹脂への浸入と浸入抑制
3-3 フィラーを充填した樹脂の化学的劣化
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第4部 エポキシ樹脂の耐熱衝撃性の評価方法
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.熱衝撃とは
1-1 熱衝撃と内部応力
1-2 パッケージクラックとその改善
2.熱衝撃試験方法
2-1 試験方法
2-2 耐クラック性の定量的評価
2-3 熱衝撃特性に及ぼす水分の影響
3.フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐熱衝撃性評価
3-1 硬質フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐熱衝撃性
3-2 軟質フィラーの効果とハイブリッド充填
3-3 高いアスペクト比を持つフィラーの耐熱衝撃性- キーワード
- epoxy, 架橋, 硬化, 熱衝撃, フィラー, 研修, 講習, セミナー
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