フィルムの溶液製膜に関して、プロセス開発、設計、生産性向上などの必要な基礎技術を、現場で遭遇する事例を交えて解説!

ポリマーフィルムの溶液法製造技術の基礎と実際【LIVE配信】
~TAC偏光板保護フィルムの溶液製膜技術と現場トラブルへの対応~

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
フィルム溶液法製造【WEBセミナー】
セミナーNo.
201255
開催日時
2020年12月15日(火) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講座の内容
習得できる知識
・溶液製膜技術の特徴と意義
・ポリマー溶液調製の基本技術
・キャスティング/乾燥の基本技術
・ウエブハンドリングの基本技術
・溶液製膜の品質と生産性のポイント
 
趣旨
 溶液製膜法は汎用性が高く、長い歴史を有している。特にポリマーフィルムの製膜においては光学的等方性やフィルムの構造制御などに特徴があり、光学フィルム、耐熱フィルム、メンブレンなどの製造に広く利用されているのは周知のとおりである。本セミナーでは光学フィルムであるTAC偏光板保護フィルムに着目してプロセス開発、品質向上および生産性の向上などに関する基礎技術および製造プロセスの技術課題について紹介したい。
 溶液製膜プロセスはポリマープロセシング、キャスティング、乾燥、ウエブハンドリングなどの広範な技術分野を含んでおりプロセス内のトラブルも千差万別である。それらのトラブルの想定事例から対応方法についても議論を深めたい。
 
プログラム
1.イントロダクション
  1-1.溶液製膜の歴史
     溶液法の特徴
  1-2.溶液製膜と溶融製膜
     ポリマー設計/ 製造適性を考慮?
  1-3.LCDの普及と偏光板保護フィルム
     保護フィルムはの機能と重要性
  1-4.LCD-TVのパラダイムシフト
     LCD-TVの登場は薄型大画面で高精細デジタル放送を
     可能にしたのみならず産業構造まで変えた
  1-5. 溶液製膜プラントは溶解混合と分離精製の石油精製プラントのようなもの

2.キャスト溶液の調製
  2-1.ポリマーと溶媒の選択
     よく溶ける溶媒は乾燥しにくいというジレンマ
  2-2.溶液調製プロセス
     ママコは業界共通の問題児
  2-3.溶液精製プロセス
     沪過、濃縮、乾燥は重要な精製プロセス
  2-4.キャスト溶液調製における注意点
     ドープ物性が温度と濃度で大きく変化することがトラブルの原因

3.キャスティングおよび乾燥
  3-1.キャスティングプロセス
     日本語では「流延」、面状品質にとても重要
  3-2.剥離プロセスの重要性
     生産性に大きな影響を及ぼすプロセス
  3-3.乾燥プロセス
     根本的に溶液製膜の効率を決定する
  3-4.キャスティングおよび乾燥工程は品質・生産性のキーポイント
     乾燥は大部分が内部拡散律速のプロセス、乾燥速度アップには高温乾燥が必要

4.ウエブハンドリングおよび後処理プロセス
   4-1.ウエブハンドリング技術
     溶液製膜プロセス内のフィルムは温度、物性、組成が
     変化するので一筋縄ではいかない
   4-2.フィルムの後処理技術
     後処理とはフィルム製品の化粧なのか付加価値か
  4-3.巻き取り技術
     何千年も前からある技術なのに何故難しい
  4-4.ウエブハンドリングおよび後処理の意義
     溶液製膜は搬送するだけでなく、面状品質や物性品質を達成するために
     均一にかつ張力をコントロールしつつ乾燥する乾燥機の一部でもある

5.溶液製膜/溶液塗布プロセスで良く遭遇するトラブルの原因解析と対応方法

6.まとめ
キーワード
ポリマー、高分子、フィルム、溶液、製膜、キャンスティング、乾燥、ウェブハンドリング
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