アロイ・ブレンドにおける分散相構造形成メカニズム、分散相粒子サイズ、両連続相形成組成を決定する因子、非相溶系と相溶系の中間的な相溶性を有するポリプロピレン/エチレンプロピレンゴム系の組織構造形成メカニズムについて説明します!

溶融混練により調製されるポリマーブレンド・アロイの
組織構造形成メカニズムと成形加工性改良のための材料設計【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

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セミナー概要
略称
ポリマーアロイ・ブレンド【WEBセミナー】
セミナーNo.
2103119
開催日時
2021年03月30日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、38,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
高分子材料開発業務あるいは高分子成形加工業務に携わっている若手技術者
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありませんが、高分子化学の初歩的な知識があると理解しやすい。
企業の高分子材料開発者・研究者の立場を出来るだけ意識して解説いたします。
習得できる知識
工業的に用いられる溶融混練法によるポリマーブレンド・アロイ材料設計に関する基本的な考え方・知見を習得できる。
趣旨
 新規なポリマー創出がほぼ出尽くした感がある情勢を背景として、高機能あるいは高性能な高分子材料開発は、既存の高分子材料のアロイ・ブレンド化、無機材料との複合化が主流となっている。
 一般的に二軸混錬機を用いた溶融混練法により調製される高分子材料の物性は、それら材料内部に形成される不均一な組織構造に大きく影響される。
 まず、溶融混練法により調製される比較的単純な非相溶な2成分系、3成分系高分子材料における組織構造形成メカニズムの解説から始め、分散相粒子サイズ、両連続相形成組成を決定する因子に関して説明する。
 次に、非相溶系と相溶系の中間的な相溶性を有するポリマー種の組合せとして、ポリプロピレン/エチレンプロピレンゴム系を取り上げ、それらの組織構造形成メカニズムについて説明する。
 これらの知見を基にして、不均一系材料の成形加工性と深く関連したそれらの溶融レオロジーに関する説明を行うと共に、成形加工性改良、特に射出成形品の表面外観改良、のための材料設計についても言及する。
プログラム
1. ポリマーアロイとは?
   1-1. 相溶性
   1-2. 組織構造と物性の相関

2. 非相溶系ポリマーブレンドの組織構造形成メカニズム
   2-1. 混錬機中の組織構造形成
   2-2. 2成分ポリマーブレンド
      (1) 分散相粒子サイズ
      (2) 共連続相構造
   2-3. 3成分ポリマーブレンド
      (1) 3成分ブレンドの組織構造
      (2) 分散相粒子サイズ

3. 非相溶系ポリマーブレンドのレオロジー特性
   3-1. 組織構造を有する溶融物のレオロジー特性
   3-2. ブレンド中の成分ポリマーのレオロジー特性
   3-3. エマルジョンモデル

4. ポリプロピレン/エチレンプロピレンゴム系ブレンド
   4-1. 固体状態における組織構造
   4-2. 溶融状態におけるレオロジー特性
   4-3. 溶融状態における組織構造

5. エチレンプロピレンブロックポリマー
   5-1. 固体状態における組織構造
   5-2. 溶融状態におけるレオロジー特性
   5-3. ブレンド則から予測

6. エチレンプロピレンブロックポリマー/エチレンプロピレンゴム系ブレンド
   6-1. 組織構造
   6-2. レオロジー特性
      (1) 線形粘弾性
      (2) 定常流動特性
      (3) 定常流動停止後の応力緩和挙動

7. ポリプロピレン系アロイ材料
   7-1. 組織構造
   7-2. 射出成形品の表面外観
      (1) フローマーク
      (2) ゲート直下のフローマークと改良のための材料設計
      (3) 成形品末端のフローマークと改良のための材料設計


【質疑応答】
キーワード
アロイ,ブレンド,相溶性,混練,レオロジー,溶融混練,相構造,WEB,セミナー,講演,研修
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