伸長流動による混練とは何か?基本・概念を理解し,コンパウンド技術のレベルアップを一緒に目指しませんか?

伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

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セミナー概要
略称
伸長流動【WEBセミナー】
セミナーNo.
210463
開催日時
2021年07月27日(火) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
二軸押出機を触り始めた技術者(二軸押出機の概要等を把握している方)、二軸押出の理論について学習したい人(中堅レベル)、伸長流動について簡単に学習したい方,二軸押出に関する新規技術のシーズを求めている研究者等
習得できる知識
二軸押出による混練の概念を習得できる
二軸押出のセグメント配置や操作条件等を決めることが出来る
伸長(変形)流動とは何かを簡単に説明できるようになる
趣旨
熱可塑性樹脂の機械的特性の改善や機能性の付与を目的に、機能性繊維・フィラーを複合化の検討や、種々のポリマーのブレンドを検討する上で、溶融混練技術は必要不可欠な技術である。生産性を確保する上で、連続式噛み合い式二軸押出機が用いられるが、混練中の流動場はせん断流動が支配的となり、場合によってはフィラーの破壊やポリマーの熱劣化等を引き起こし、目的とする特性が得られないことがある。特に、近年ではナノフィラーの均一分散化やナノアロイ化を可能とするコンパウンド技術の開発が望まれており、従来のせん断流動による混練とは異なる伸長流動による混練技術に注目が集まっている。本講演では、二軸押出や混練の基礎、従来の混練技術の解説から、変形やレオロジー的な観点からの伸長流動の基礎及びメカニズムや、講演者がこれまで取り組んできた伸長流動を用いた混練技術について解説・紹介を行う。
プログラム

1.混練・押出機と混練技術の基礎
  1-1 混練機・二軸押出機の機構
  1-2 混練とは何か?(混練方式)
  1-3 主なスクリュセグメント形状とその混練の特徴
  1-4 二軸押出機のセグメント開発動向  
2.ナノフィラーの分散技術の基礎
  2-1 ナノコンポジットの定義とフィラーの種類
  2-2 ナノフィラーの分散方法
  2-3 溶融混練法における課題と既往の研究の紹介
  2-4 二軸押出機を用いたナノフィラーの特殊混練方法の紹介
3.伸長流動を用いた混練技術の概要
  3-1 伸長流動とは何か?伸長流動の種類
  3-2 従来の二軸押出機の流動場から見る伸長流動
  3-3 ポリマーブレンド系における伸長流動のメリット
  3-4 フィラー分散系における伸長流動のメリット
  3-5 伸長流動を用いた二軸混練技術の紹介
4.伸長変形とせん断変形について
  4-1 材料力学で見る伸長変形・せん断変形
  4-2 テンソルで見る伸長変形・せん断変形
  4-3 伸長流動・変形の理論
  4-4 せん断粘度の測定方法
  4-5 伸長粘度の測定方法
5.単純伸長流動場におけるカーボンナノチューブ(CNT)の分散
  5-1 単純伸長流動場を引き起こすには?実験方法の構築 
  5-2 ナノフィラーの分散評価手法
  5-3 伸長流動場におけるCNTの分散状態について
6.多貫通孔における伸長流動場とCNTの分散状態
  6-1 多貫通孔セグメントの形状 
  6-2 多貫通孔セグメント用分散評価基礎装置の紹介
  6-3 形状因子とCNTの分散状態の関係
7.二軸押出機のための新規伸長流動セグメントの開発
  7-1 従来型多貫通孔セグメントの二軸押出機への適応事例   
  7-2 従来型セグメントの課題と新規セグメントXBDの開発(特許取得済)
  7-3 二軸押出における新規セグメントの流動特性
  7-4 二軸押出のプロセスパラメーターと新規セグメントの混練特性

キーワード
伸長流,伸長レオロジー,混練メカニズム,二軸押出,ナノコンポジット,WEBセミナー,研修
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