2021年04月28日(水)
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・接合加工、特に拡散接合の具体的手順
・接合加工、特に拡散接合の原理
・拡散接合の改善策の現状
・拡散接合の機械的・金属学的評価法
・拡散接合部の非破壊的評価の現状
開発された高性能材料が接合加工できなくては、ハイテク製品を組み立てることができません。ハイテク製品の組み立てには、微細接合、精密接合が必須であり、この接合法として材料
を溶融することなく接合する固相接合が重要となります。新素材、異種金属などを接合して、各種の機能部品を組み立てる方法として、拡散接合が注目され、インターネットでも最も多く
ヒットする接合法です。最近、フォットエッチングした金属箔の積層接合法としても、拡散接合法は注目されています。
ここでは、固相接合における拡散接合の位置づけの紹介に始まり、拡散接合の接合機構、接合改善策、本接合技術の現状とその応用例、接合のポイント等を説明します。また、実用化に
際しての重要な接合部の評価法について、接合前、接合中での評価のポイントと接合後の機械的、金属学的、非破壊的(超音波、X線)等の適用例の現状について、動画を交えて解説します。また、個別的な質問にも対応します。
1.拡散接合の技術動向
1-1 研究報告の推移
1-2 最近の研究内容
2.拡散接合の適用例
2-1 20年前の傾向・適用例
2-2 最近の傾向・適用例
3.金属を接合するには
3-1 理想的な接合実験
3-2 加圧力と接合温度の関係
4.拡散接合装置について
4-1 市販の拡散接合装置
4-2 熱膨張加圧法
5.拡散接合部の基礎過程
5-1 接合面積の増加過程
5-2 接合表面皮膜の挙動
5-3 接合部の空隙内のガスの挙動
5-4 接合面での結晶方位差の影響
6.異種金属の拡散接合
6-1 異種金属の接合の問題点
6-2 異種金属接合の改善策
7.液相拡散接合
7-1 液相拡散接合過程
7-2 液相拡散接合による補修
8.接合の改善策
8-1 接合面の清浄化策
8-2 接合面の密着策
9.拡散接合部の評価法
9-1 接合前・中の評価
9-2 接合後の機械的評価
10.拡散接合部の非破壊検査
10-1 X線CT評価
10-2 超音波探傷評価
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