★高熱伝導材料の概要とフィラーの活用法を中心に、高熱伝導化の理論から実際の配合の仕方まで学べる基礎講座です!!
1.高熱伝導材料の概要
1-1.高熱伝導材料の位置づけ
1-2.高熱伝導性コンポジット材料の必要性
1-3.高熱伝導材料の種類:接着剤、封止材、熱伝導性シート、その他
2.高熱伝導材料の理論と応用
2-1.高熱伝導化の理論
・フィラー最密充填理論とパーコレーション
・フィラー充填系の熱伝導率予測:予測式と精度
・放熱の考え方と熱伝導率測定法:熱伝導率測定法の違いと特徴
・樹脂の高熱伝導化:樹脂の種類と高熱伝導化のアプローチ
2-2.高熱伝導化のためのフィラーの活用方法
・主な絶縁系無機フィラー:窒化ホウ素、窒化アルミ、アルミナ等
・高熱伝導材におけるフィラーの選択基準
・酸化グラフェンによる窒化ホウ素の表面改質
3.フィラーの活用方法
3-1.フィラーの種類とその特性
・フィラーの分類:無機性、有機性、有機・無機ハイブリッド、ナノ粒子
・フィラーの機能:増量、補強、特殊機能(導電性、熱伝導性、難燃性他)
3-2.高性能化のためのフィラーの活用方法
・フィラーの界面制御:界面制御の例と評価方法
・フィラーの形状制御:形状と流動性
3-3.複合化プロセス(コンパウンドプロセス)について
・フィラーの分散制御:分散性の変化する要因と分散状態
・ゴム・熱可塑性樹脂の混練のポイント
・熱硬化性樹脂の混合と分散のポイント
3-4.ポリマー/フィラー界面処理技術
・表面処理の目的と表面処理剤の役割
・シランカップリング剤の用法
・グラフトポリマーによるカプセル化
4.まとめと今後の展開