2021年05月28日(金)
13:00~16:00
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・技術者・研究者にとってのパラグラフライティングの価値
・パラグラフライティングが効果を発揮する仕組み
・パラグラフライティングの成否の判断基準
・文章を書く手順とコツ
・文章を手直しする手順とコツ
・論理的な文章を効率的に推敲する手順
技術者・研究者にとって,分かりやすく文章を書くスキルは大きな武器になります.身につけた技術や見出した成果の価値を理解してもらいやすくなるだけでなく,協力してくれる仲間を増やすきっかけにもなるからです.とはいえ,複雑難解な思考過程や理を分かりやすく伝えることは簡単ではありません.ともすれば,伝えたい内容の精確性が失われ,真の価値が伝わらなくなってしまうからです.そこで,このセミナーでは,技術者・研究者が複雑難解な内容を簡潔かつ精確に伝えるための手法であるパラグラフライティングの作法について解説します.
1.導入
1-1.説明とは「論理の鎖のコピー」
1-2.絡まりやすい話の説明は難しい
1-3.説明は「絡まりを解いてから渡す」
1-4.なぜパラグラフライティングが重要か
1-5.書き手にとってのパラグラフライティングの価値
1-6.読み手にとってのパラグラフライティングの価値
1-7.セミナーの目的:執筆のつらさを減らしつつ,執筆の価値を高める
2.理論:パラグラフの構成
2-1.説明の理論
2-1-1.良い説明は「迷いの森の道案内」
2-1-2.良い道案内の4つの基本原則
2-1-3.説明の基本パターンは「うんうん,ほう,なるほど!」
2-1-4.良い説明に不可欠な3要素
2-2.パラグラフの理論
2-2-1.パラグラフは1枚の広告ポスター
2-2-2.パラグラフは3要素で構成
2-2-3.パラグラフは鎖のように繋いでいく
2-2-4.理想的なパラグラフライティングの条件
2-2-5.パラグラフ内の3要素の配置
3.実践:書き方・直し方
3-1.書くにも直すにも良し悪し判断が必須
3-1-1.パラグラフ順の良し悪し
3-1-2.メッセージの良し悪し
3-1-3.話題明示の良し悪し
3-2.文章は4ステップで書く
3-3.文章の修正は5ステップ
4.発展:論証・推敲の方法とスライド資料応用
4-1.パラグラフライティングの精度は論証力で高まる
4-1-1.論証の基本パターン
4-1-2.論証を文章に変換する
4-1-3.論理の穴を見抜く
4-1-4.論理の穴を埋める
4-2.パラグラフライティングの完成度は推敲で高まる
4-2-1.3×3の推敲パターン
4-2-2.効率のよい推敲手順
4-3.パラグラフライティングでスライド資料も作れる
4-3-1.スライドの構成パターン
4-3-2.スライドの説明の仕方
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