容器包装・パッケージング・紙素材の最新情報・開発事例を3名の講師が紹介します!

食品包装を中心とした包装材料における最新動向・将来展望【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
包装材料動向【WEBセミナー】
セミナーNo.
210608
開催日時
2021年06月30日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
化学メーカー、素材メーカー、消費財メーカー、パッケージングメーカーのマーケティング・研究開発・商品開発・生産技術、製造に携わる若手、中堅社員の方
必要な予備知識
・パッケージング業界で仕事をされておられる方
・容器・包装に関わる業務をしている方
であれば、特段の基礎知識は必要ありません。
習得できる知識
<第1部>
・世界共通の課題と容器包装産業との関係を再確認する。
・脱炭素社会に向け、
 容器包装産業にも持続可能な成長と循環型経済の実行が求められることを理解する。
・サステナブルに配慮した国内外の材料の開発事例を習得できる。
・容器包装の環境配慮設計のポイントを知り、自社製品開発の参考となる知識が得られる。

<第2部>
・欧米のプラスチックパッケージに対する新しい法規制の動きを知ることができる
・欧米の再生可能なパッケージの開発動向を知ることができる
・欧米のプラスチックリサイクルの現状と課題を知ることができる
・今後のパッケージ開発のヒントが得られる

<第3部>
・紙素材の環境面での特徴を知ることができる。
・容器・包装における環境対応について、
 自社商品に合致した素材選定に参考となる知識を得ることができる。
・自社商品の容器・包装に紙素材を活用する方法を知ることができる。
プログラム

<第1部> 食品容器包装を中心とした各種材料の大きな流れ・未来への期待(12:30~13:50)

【趣旨】
 世界は脱炭素社会、循環型社会形成に向けての動きが加速している。企業では気候変動対策を考える中で、効率よくモノづくりを行い、廃棄を減らして環境負荷を低減し、いかに多くの価値を見出すかが最大の経営課題になっている。容器包装のあり方も重大な局面を迎え、脱炭素社会に向けて持続可能な成長と循環型経済の実行が求められる。容器包装には環境配慮設計の考え方を採り入れ、再生再利用が可能な設計とし、適正な代替素材を活用し、産官学の協力によって実現していきたい。
 第一部ではこのような背景を再確認したうえで、容器包装の環境配慮設計に先駆けて取組む国内外の事例を紹介する。また、循環型社会に適合する持続可能な容器包装のポイントを述べる。

【プログラム】
1. 容器包装を取り巻く世界の共通課題
   1-1. SDGsと呼応する世界の共通課題
   1-2. 容器包装産業を取り巻く課題
   1-3. 2つのC-Crisis(COVID-19 & Climate Change)が早める未来への期待

2. 環境配慮設計と生活者へのわかりやすさ:New Plastic Age(3R & Renewable)
   2-1. 3Rに関する開発事例(Reduce / Refill & Reuse / Recycle)
   2-2. Renewable Materialsに関する開発事例(Bio-Based / Paper & Cellulose-based)
   2-3. ”IoP”の取り組み

3. これから容器包装産業が挑むべき重要な共通課題
   3-1. 3つのC-Critical Challenge(COVID-19, Climate Change, & Circular Economy)
   3-2. 循環型社会に適合する持続可能な容器包装の留意点

(質疑応答)


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<第2部> 循環経済社会を目指す欧米の持続可能なパッケージング戦略(14:00~15:10)

【趣旨】
 近年、世界の環境負荷軽減のために廃プラスチック管理が重要かつ喫緊の課題として採り上げられ、使い捨てプラスチック製品やパッケージに対して様々な規制が課せられようとしている。欧米で事業展開する日本の消費財ブランドやパッケージングメーカーにとっては他人事ではない、重要な懸念事項だ。その動向を知り、しっかり準備をしておく必要に迫られている。
 一方、欧米の消費財ブランドやパッケージングメーカーは、どのような対策を立てて、対処しようとしているのかを知っておくことも重要だ。既に世界を代表する消費財メーカーやリテール企業は2025年から2030年までに100%リサイクル可能、あるいはコンポスト可能、リユース可能なパッケージに転換することを表明している。それはどこまで進展しているのか、実現は可能なのか?本セミナーで最新情報を紹介する。

【プログラム】
1. パッケージを取り巻く世界の課題
   1-1. 多くの国が廃棄物対策として、プラスチックパッケージの削減努力を始めた
   1-2. 消費財メーカーは再生材利用比率目標を掲げているが、
      良質な再生材の調達に苦しんでいる
   1-3. 廃棄プラスチックの回収、分別、再生のインフラが
      脆弱(特に新興国)で増加するプラ廃棄物の管理ができなくなっている。

2. 期待されること
   2-1. 政府や企業などステークホルダーが一体となって
      プラスチック廃棄物削減理に挑戦し始めた
   2-2. 次世代に健全な地球を引き継ごうという意識が世界的に高まり、
      企業のESG投資が活発になってきた
   2-3. 新たなリサイクル技術が誕生している

3. 懸念されること
   3-1. 世界最大のプラスチック生産・消費大国で、
      海洋プラや温室効果ガス排出国である中国の動向が不透明
   3-2. 欧州委員会のプラスチック規制方針は正しいのか?

4. プラスチックリサイクル技術の挑戦
   4-1. マテリアルリサイクルの現状と課題
   4-2. 新たなリサイクル技術の展望

(質疑応答)


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<第3部> 紙素材への機能付与と容器包装分野での応用事例(15:20~16:30)

【趣旨】
 包装業界や食品業界に限らず、すべての産業界において、「サステナビリティ(持続可能性)」「気候変動(CO2排出量)」「廃棄物処理(海洋プラスチック問題等)」は、地球環境における普遍的な課題として挙げられる。
 本講座の前半では、パッケージに関するこれら課題に対する国内外の動向、紙素材の特徴と環境特性、包装に求められる機能を説明する。
 前半で説明した背景や基本情報を踏まえて、後半では紙をベースとした容器・包装の開発事例を紹介し、課題解決に対する紙の貢献可能性について述べる。

【プログラム】
1. 包装を取り巻く環境
   1-1. 環境に関する世界的な課題
   1-2. 海外の動向
   1-3. 国内の動向

2. 包装における紙素材の特徴
   2-1. 原材料の特徴
   2-2. 環境特性
   2-3. 容器・包装の紙化の意義と方向性

3. 紙をベースとした容器・包装の開発事例
   3-1. 容器・包装に求められる機能と紙素材への機能付与技術
   3-2. 高機能紙素材の開発事例① バリア紙「シールドプラス®」
   3-3. 高機能紙素材の開発事例② ヒートシール紙「ラミナ®」
   3-4. ストローが不要な学校給食向け牛乳パック「スクールPOP®」
   3-5. 化粧品・トイレタリー向け紙容器の開発事例 差し替え式紙容器「SPOPS®」
   3-6. 紙容器リサイクルの取り組み

4. おわりに
   4-1. これからの包装に求められること ~競争から協業へ~

(質疑応答)

スケジュール
12:30~13:50 第1部
13:50~14:00 休憩 
14:00~15:10 第2部
15:10~15:20 休憩
15:20~16:30 第3部

※当日の進行状況により変動する場合がございます。
キーワード
包装材料,パッケージング,紙製素材,リサイクル,WEBセミナー,セミナー,講演,研修
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