技術者・研究者である講師が、課題解決のために学んだファシリテーションスキルやワークショップデザインについて、実務を通じて培った技術者・研究者の力を活かすためのポイントを紹介します!
1. はじめに
自己紹介と本日のゴールの共有
2. なぜ今ワークショップが必要なのか?
2-1. ワークショップの種類とプロセス
(1) 3種類のワークショップ
(2) ワークショップの一般的なプロセス
(3) アイデア創生ワークショップのプロセス
2-2. ワークショップによるアイデア創生で陥るワナ
(1) AI系:ポジティブ原則によるワナ
(2) 世界平和系:否定しないルールによるワナ
(3) 忖度系:減点主義によるワナ
2-3. ワークショップで目指すもの
(1) 自分の見ている世界と他人の見ている世界
⇒差を理解することが出発点
(2) 氷山モデル:発言や行動の根底にある想い
(3) ジョハリの窓:開放の窓から入り未知の窓を探る
(4) 議論と対話:心理的安全性が相互理解を深める
(5) Will-Must-Canモデル:固定観念の枠を広げる
3. 技術者・研究者がワークショップを実施する意義とは?
3-1. インプット:技術を知っていることは最大の強み
3-2. 発散:「なぜ?」思考が発想を広げる
3-3. 収束:業務で培われた統合力を発揮する
4. 技術者・研究者の力でワークショップの価値を高める方法とは?
4-1. これまでの経験で気づいた技術者・研究者の特性
4-2. 技術者・研究者の力を引き出すファシリテーション
(1) すぐに使える5つの傾聴スキル
(2) オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの使い方
(3) 抽象化と具体化で考えを深める
(4) 問いかけの4つの型の使い分け
4-3. 技術者・研究者の力を形にするワークショップのアクティビティ
(1) バリュープロポジションキャンバス
⇒見落としがちなゲインに気づく
(2) バリューグラフ
⇒「なぜ?」を繰り返して潜在価値を見つける
(3) ブレインライティング
⇒シャイな参加者からアイデアを引き出す
(4) 親和図
⇒分類から新結合へ
(5) ペイオフマトリクス
⇒だれもが自分ゴトにするための意思決定
(6) 顧客価値連鎖分析:価値の流れとお金の流れ
4-4. 技術者・研究者の力をつなげるワークショップデザイン
(1) ワークショップのプロセス
(2) ワークショップでの注意点
(3) ワークショップのデザイン例
5. まとめ・質疑応答