エポキシ樹脂の物性制御、高機能化とフィルム化技術【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
エポキシフィルム化【WEBセミナー】
セミナーNo.
210835
開催日時
2021年08月30日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【PDF配布】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
趣旨
 エポキシ樹脂はこれまで主流であった土木建築、接着剤、電気絶縁材などの用途に加えて、自動車用、航空機用などにも用途が広がり、世界での生産量も拡大している。 しかしながら、エポキシ樹脂硬化物の物性は用いる硬化剤によって大きく左右されるため、それぞれの用途に相応しい樹脂設計は、非常に困難になっている。本セミナーでは、エポキシ樹脂並びにその硬化剤の基礎的な知識だけではなく、エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析手段、反応解析法、硬化剤別の用途などを、具体例を挙げて詳説する。
 さらに、新分野へ展開できる可能性のある技術して、熱硬化性エポキシフィルムについても解説する。現状ではベンゼン環と水酸基を併せ持つフィルム形成高分子はない。ベンゼン環によって耐熱性、機械的性質などに優れ、水酸基によって接着性、熱硬化性などが付与できる。プリント配線板の基材として利用できるほか、様々な電子材料に利用できると考えられる。また、水酸基を極性の異なる化合物で修飾できれば、耐熱性分離膜などにも利用できると考える。
プログラム

1.緒 言
  1.1 エポキシ樹脂の定義
  1.2 エポキシ樹脂の歴史
  1.3 世界の需要
  1.4 他の樹脂系との比較
  1.5 エポキシ樹脂の特徴
  1.6 エポキシ樹脂配合の特殊性
2.エポキシ樹脂
  2.1 エポキシ樹脂の分類
  2.2 汎用エポキシ樹脂
  2.3 特殊エポキシ樹脂
3.硬化剤
  3.1 アミン系
  3.2 酸無水物系
  3.3 フェノール系
  3.4 イミダゾール系
  3.5 ポリチオール系
4.硬化促進剤
  4.1 アミン系
  4.2 イミダゾール系
  4.3 紫外線(UV)硬化用
  4.4 電子線(EB)硬化用
5.変性剤,添加剤
  5.1 エラストマー
  5.2 難燃剤
  5.3 カップリング剤
  5.4 無機充填材
  5.5 希釈剤
6.エポキシ樹脂,硬化剤の評価法
  6.1 赤外分光法 (IR)
  6.2 核磁気共鳴法 (NMR)
  6.3 高速液体クロマトグラフィ (HLC)
  6.4 ゲル浸透クロマトグラフィ (GPC)
7.硬化性の評価法
  7.1 ゲル化時間
  7.2 赤外分光法 (IR)
  7.3 示差走査熱量計 (DSC)
8.モデル化合物による反応解析
  8.1 モデル化合物とは?
  8.2 モデル化合物の選定
  8.3 HLCによる反応解析
  8.4 NMRによる生成物の同定
9.硬化物の分析
  9.1 無溶媒ワニスからの樹脂板の作製
  9.2 溶媒含有ワニスからの樹脂板の作製
  9.3 機械的性質
  9.4 粘弾性解析 (VEA)
  9.5 熱機械分析 (TMA)
  9.6 熱重量分析 (TGA)
  9.7 熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析 (Py-GC-MS)
  9.8 解重合生成物分析-HLC,NMR,GC-MS
10.各種硬化剤の用途
  10.1 アミン類
  10.2 カルボン酸
  10.3 酸無水物
  10.4 フェノール類
11.熱硬化性エポキシフィルム
  11.1 エポキシフィルムの歴史
  11.2 エポキシ重合体の合成
   11.2.1 エポキシ樹脂の選択
   11.2.2 共重合モノマーの選択
   11.2.3 二官能フェノール類
   11.2.4 ビスフェノールAとの共重合体
   11.2.5 各種フェノール類との共重合体
  11.3 エポキシフィルムの物性
   11.3.1 ビスフェノールAとの共重合体
   11.3.2 各種フェノール類との共重合体
  11.4 架橋エポキシフィルム
   11.4.1 架橋点
   11.4.2 架橋剤の選択
   11.4.3 イソシアナートのマスク化
   11.4.4 架橋エポキシフィルムの物性
  11.5 エポキシ接着フィルムの配合設計
   11.5.1 配合設計概念図
   11.5.2 接着フィルムの特性
12.エポキシ樹脂,硬化剤の安全性
  12.1 人体有害性
  12.2 環境汚染性
13.結言
  13.1 結論
  13.2 今後の課題

キーワード
エポキシ樹脂,接着,フェノール,熱硬化,WEBセミナー,オンライン
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