接触角の測定と表面自由エネルギー解析の留意・注意点まで詳しく解説!

ぬれ・接触角の基礎と測定・評価【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
ぬれ接触角【WEBセミナー】
セミナーNo.
210842
開催日時
2021年08月06日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き【PDF配布】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
接触角測定,表面張力測定,表面自由エネルギー解析をこれから始めようというかた。
接触角測定,表面張力測定,表面自由エネルギー解析をすでにやっているが,概念や原理の理解に不安のあるかた。
習得できる知識
・接触角、表面張力、表面自由エネルギーの基本概念
・接触角測定、表面自由エネルギー解析の原理と注意点
趣旨
ぬれ性は、親水化や撥水化の技術だけでなく接着性、離型性、防汚性等にも密接に関連しています。本セミナーではまず、ぬれ性評価の基本となる接触角と表面張力の概念について説明します。次に、これまでの相談事例などを踏まえ、接触角の測定上の注意点を解説します。さらに応用として、表面自由エネルギー解析について解説します。
プログラム

1.ぬれと接触角
  1.1 接触角とは
  1.2 ぬれ性と接触角との関係
  1.3 接触角から何がわかるか
  1.4 接触角測定の表面感度~膜厚と表面被覆率
2.表面張力
  2.1 表面張力とは
  2.2 液体の表面張力が大きくなるとぬれ性はどうなるか
  2.3 表面張力から何がわかるか
3.ぬれ現象の理解
  3.1 界面張力とは
  3.2 固体の表面張力の意味
  3.3 固体の表面張力が大きくなるとぬれ性はどうなるか
  3.4 Youngの式~接触角と表面張力との関係
  3.5 ぬれ性を制御するにはどうすればよいか
4.表面張力の理解
  4.1 表面張力の定義
  4.2 表面張力とばねの張力との違い
  4.3 表面自由エネルギーとは
  4.4 表面張力は何に由来するか
  4.5 液滴はなぜ丸くなるか
  4.6 表面張力と温度との関係
5.表面粗さと接触角
  5.1 Wenzel理論
  5.2 Cassie理論
  5.3 親水表面を撥水化するにはどうすればよいか
6.接触角の測定方法と測定上の注意点
  6.1 接触角の測定方法
  6.2 接触角は10°ばらついてアタリマエ
  6.3 接触角は何回測定すればよいか
  6.4 接触角と表面汚染~大気曝露時間、汚染量
  6.5 各種洗浄による接触角の変化
  6.6 接触角の定義をどうするか~液量依存性と経時変化
  6.7 固体表面の帯電の影響
  6.8 試液として蒸留水は使えない
7.表面自由エネルギーと接着性,離型性
  7.1 Dupreの式~界面分離でのエネルギー保存
  7.2 接着性がよいとはどういうことか
  7.3 Young-Dupreの式~接着性と接触角の関連づけ
8.表面自由エネルギー解析
  8.1 表面自由エネルギーの成分分けとは
  8.2 表面自由エネルギー解析から何がわかるか
  8.3 分散力と配向力
  8.4 Fowkesの理論と検証
  8.5 解析の実際~Kaelble理論の例
  8.6 なぜ成分を分ける必要があるのか
  8.7 表面張力が同じでも,ぬれは変わる
  8.8 ぬれ性と表面自由エネルギー成分との関係
  8.9 接着性と表面自由エネルギー成分との関係
9.表面自由エネルギー解析の注意点
  9.1 解析理論の未確立
  9.2 液体の組み合わせによって解析結果が異なる
  9.3 接触角0°のときは解析できない
  9.4 接着性評価に表面自由エネルギー解析を適用できるか

キーワード
濡れ,表面,界面,測定,評価,撥水,親水,研修,講習会
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