高分子架橋材料の架橋構造を分類し、架橋網目構造の解析手法、構造解析、架橋網目構造と力学物性との相関について説明します。さらに、近年の動向として、可逆架橋や環動架橋といった動的架橋の導入がエラストマー材料の高強度化において有効であることに着目し、動的架橋のダイナミクスと力学・破壊物性の相関についても解説します!

高分子架橋材料の構造評価と力学物性発現メカニズム【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
高分子架橋【WEBセミナー】
セミナーNo.
211186
開催日時
2021年11月29日(月) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

4名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
お申込みご希望の方は こちらからお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
高分子材料開発にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・高分子架橋材料の構造評価手法を習得できる。
・高分子架橋材料の力学物性制御指針を学ぶことができる。
・高分子架橋材料の強靭化手法を学ぶことができる。
趣旨
 高分子ゲル・ゴムなどのエラストマー材料は、高分子鎖が架橋された網目構造を有している。高分子架橋材料の力学物性は網目構造に支配されており、架橋構造を制御することで弾性率や強靭性を制御することが可能である。
 本講演では、高分子架橋材料の架橋構造を分類し、架橋網目構造の解析手法、特に散乱法を用いた構造解析について解説する。また、高分子架橋材料の架橋網目構造と力学物性(弾性率、強靭性)との相関についても説明する。
 さらに、近年の動向として、可逆架橋や環動架橋といった動的架橋の導入がエラストマー材料の高強度化において有効であることに着目し、動的架橋のダイナミクスと力学・破壊物性の相関について解説する。最後に、可逆な伸長誘起結晶化による自己補強効果という新規強靭化手法も説明し、従来の高強度ゲルでは相反関係にあった強靭性と復元性の両立に世界で初めて成功した事例を紹介する。
プログラム

1. 高分子材料における架橋様式
   1-1. 架橋とは
   1-2. 高分子架橋材料の弾性の起源
   1-3. 架橋の分類

2. 高分子架橋材料の構造と物性
   2-1. 高分子架橋材料の網目構造解析
   2-2. 高分子架橋材料の弾性率
   2-3. 高分子架橋材料の応力歪み特性
   2-4. 高分子架橋材料の強靭性

3. 可逆架橋を含む自己修復性材料の力学・破壊物性
   3-1. 犠牲結合原理による高分子材料の強靭化
   3-2. 自己修復性高分子材料における可逆架橋点のダイナミクスと力学物性
   3-3. 自己修復性高分子材料における可逆架橋点のダイナミクスと破壊靭性

4. 環動高分子材料の力学・破壊物性
   4-1. 環動高分子材料における環動架橋点のダイナミクスと力学物性
   4-2. 環動高分子材料における環動架橋点のダイナミクスと破壊靭性

5. 伸長誘起結晶化による自己補強効果
   5-1. 高分子ゲルにおける可逆な伸長誘起結晶化の発見
   5-2. 伸長誘起結晶化による自己補強効果:強靭性と復元性の両立


【質疑応答】

キーワード
高分子,架橋,ゲル,ゴム,自己修復,物性,WEBセミナー,セミナー,講演,研修
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索