2022年02月22日(火)
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EMC設計業務に携わっている若手技術者や新人の方々。
特に予備知識は必要ありません。極力数式を使わず説明します。
ノイズを体系的に分類でき、ノイズに応じた適切な対策を打てるようになる。
患者を適切に治療するには病状に合った薬の選択が必要なように、ノイズ問題を適切に解決するにはノイズの要因に応じた適切な対策を打つことが重要となります。
ノイズの主要因と効果的な対策は、対象とする製品や使用時の構成などによって大きく異なりますが、基礎となる原理をきちんと理解していれば、問題が発生している製品に適切な診断を施して効果的な対策を打てるようになるでしょう。そしてそれらの経験の蓄積が、製品製造後の事後対策といった不健康なものづくりではなく、フロントローディング化による製品設計時のEMC性能のつくりこみといった健康的な製品開発に結びついてゆきます。
本セミナーでは、EMC分野におけるノイズの種類を体系的に分類し、種々の対策がどのノイズに対してどういうメカニズムで作用するか、基礎から解説します。
そして自動車のEMC対策・設計を効果的に行うための基本的な考え方とノイズ対策の事例を紹介し、EMC対策・設計の原理を実践に結びつける際のポイントを解説します。
1. EMC対策・設計の原理
1-1. EMCとSI・PI
1-2. ノイズの分類
1-3. ノイズの発生から観測まで
1-4. 伝導ノイズの対策・設計手法
1-5. 放射ノイズの対策・設計手法
2. EMC対策・設計の実践 -自動車のモータ駆動系-
2-1. 自動車とEMC
2-2. モータ駆動系のシステム構成
2-3. モータ駆動系のノイズ対策・設計事例
【質疑応答】
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