★乾燥原理、製品品質に及ぼす乾燥操作の影響、トラブルシューティングまで分かりやすく解説!
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。
1.乾燥とは?
1-1.乾燥の予備知識
1-1-1.乾燥操作の量的関係を知ろう(物質収支と熱収支の考え方)
1-1-2.空気の性質を知ろう(湿度,湿り空気の物性値)
1-1-3.材料温度を知るヒント(湿球温度と断熱飽和温度)
1-1-4.乾燥中の空気の状態変化を知る武器(湿度図表)
1-1-5.一般の気液系の取り扱い(湿度,物性値,湿球温度と断熱飽和温度)
1-1-6.材料は水分をどれだけ含むか?(含水率の定義)
1-1-7.材料をどこまで乾燥できるか?(平衡含水率と自由含水率)
1-2.乾燥時間短縮のために
1-2-1.材料は水分をどのような状態で含むか?(水分の保有状態と移動機構)
1-2-2.乾燥の挙動を知る(乾燥特性曲線,乾燥の3期間)
1-2-3.なぜ乾燥速度が一定なのか?(定率乾燥速度)
1-2-4.熱風の状態が変わればどうなるか?(通気乾燥速度)
1-2-5.乾燥速度はどのように減少するか?(減率乾燥速度)
1-2-6.乾燥時間を短くするコツ(減率乾燥速度曲線の形)
2.乾燥装置の選定は?
2-1.乾燥装置のいろいろ
2-1-1.乾燥装置の特徴を知る(乾燥装置の分類と特徴)
2-1-2.乾燥装置をどう選ぶ?(乾燥操作の特異性と考慮事項)
2-2.装置容積を見積るには?
2-2-1.装置容積の概算法
3.乾燥装置の設計と省エネルギーは?
3-1.乾燥装置を設計するには?(乾燥装置の設計の基礎)
3-2.省エネルギーは?(熱効率と指標「蒸発能力」)
4.乾燥操作と製品品質の関係は?
4-1.乾燥のメカニズムと品質保持
4-1-1.組成のムラはなぜ生じるか?(組成偏析とバインダーの移動)
4-1-2.剥離,クラック,変形はなぜ生じるか?(乾燥応力と乾燥速度)
4-1-3.表面平滑性を保つには?(平滑性に及ぼす乾燥条件の影響)
4-1-4.残留溶媒を効率よく低減したい(水蒸気などの共存効果)
4-2.粒子分散系塗布膜乾燥
4-2-1.粒子分散系塗布膜乾燥の特徴を知ろう(乾燥挙動と乾燥モデル)
4-2-2.表面平滑性を保つコツ(平滑性に及ぼす乾燥条件の影響)
4-2-3.どのような乾燥方法が良いか?(塗布膜乾燥の指針)
4-3.乾燥過程におけるフレーバーの保持
4-3-1.なぜ乾燥過程でフレーバーが保持?(選択拡散理論)
4-3-2.噴霧乾燥過程でフレーバー散失を防ぎたい(選択拡散理論の応用)
4-3-3.凍結乾燥過程でフレーバー散失を防ぎたい(微小領域説)
4-4.糖類のアモルファス構造を利用した酵素の熱安定性の向上
4-4-1.酵素の熱安定性を向上させたい(糖添加の効果)
4-4-2.糖の種類をどう選ぶか(熱安定性の指標の提案)
4-5.超臨界乾燥と凍結乾燥を利用した多孔性カーボンの作製
4-5-1.どのようにゲルの収縮を防ぐか?(超臨界乾燥と凍結乾燥)
4-5-2.カーボンの多孔構造を制御するコツ(合成条件と乾燥法)
5.乾燥操作のトラブルシューティング(質疑応答を中心に)