フィルムの溶液製膜に関して、プロセス開発、設計、生産性向上などの必要な基礎技術を、現場で遭遇する事例を交えて解説!

ポリマーフィルムの溶液法製造技術の基礎と実際【LIVE配信】
~TAC偏光板保護フィルムの溶液製膜技術と現場トラブルシューティング~

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
フィルム溶液法製造【WEBセミナー】
セミナーNo.
220358
開催日時
2022年03月25日(金) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、39,600円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は事前に郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
 
習得できる知識
・溶液製膜技術の特徴と意義
・ポリマー溶液調製の基本技術
・キャスティング/乾燥の基本技術
・ウエブハンドリングの基本技術
・現場プロセスのトラブルシューティング入門
・溶液製膜の品質と生産性のポイント
 
趣旨
 溶液製膜法は汎用性が高く、長い歴史を有している。特にポリマーフィルムの製膜においては光学的等方性やフィルムの構造制御などに特徴があり、光学フィルム、耐熱フィルム、メンブレンなどの製造に広く利用されているのは周知のとおりである。本セミナーでは光学フィルムであるTAC偏光板保護フィルムに着目してプロセス開発、品質向上および生産性の向上などに関する基礎技術および製造プロセスの技術課題について紹介したい。
 溶液製膜プロセスはポリマープロセシング、キャスティング、乾燥、ウエブハンドリングなどの広範な技術分野を含んでおりプロセス内のトラブルも千差万別である。これらのプロセストラブルの想定事例をもとに原因解析と対応方法についても議論を深めたい。
 
プログラム

1.イントロダクション
 1-1.溶液製膜の歴史
   ・溶液法の特徴
 1-2.溶液製膜と溶融製膜
   ・ポリマー設計/ 製造適性を考慮?
 1-3.LCDの普及と偏光板保護フィルム
   ・保護フィルムの機能と重要性
 1-4.LCD-TVのパラダイムシフト
   ・LCD-TVの登場は薄型大画面で高精細デジタル放送を可能にしたのみならず産業構造まで変えた
 1-5. 溶液製膜プラントは成型のための溶液調製と分離精製リサイクルのプラントから構成される

2.キャスト溶液の調製
 2-1.ポリマーと溶媒の選択
   ・よく溶ける溶媒は乾燥しにくいというジレンマ
 2-2.溶液調製プロセス
   ・ママコは業界共通の問題児
 2-3.溶液精製プロセス
   ・沪過、濃縮、乾燥は重要な精製プロセス
 2-4.キャスト溶液調製における注意点
   ・ドープ物性が温度と濃度で大きく変化することがトラブルの原因

3.キャスティングおよび乾燥
 3-1.キャスティングプロセス
   ・フィルムの平面性や均一性に大きな影響を及ぼすプロセス
 3-2.剥離プロセスの重要性
   ・生産性、安定操業に大きな影響を及ぼすプロセス
 3-3.乾燥プロセス
   ・キャスティング同様フィルムの平面性や均一性に大きな影響を及ぼすプロセス

4.ウエブハンドリングプロセス
 4-1.ウエブハンドリング技術
   ・溶液製膜プロセス内のフィルムは温度、物性、組成が変化するので一筋縄ではいかない
  4-2.フィルムの後処理技術
   ・後処理とはフィルム製品の付加価値
 4-3.巻き取り技術
   ・何千年も前からある技術なのに何故難しいのだろうか?
 4-4.ウエブハンドリングおよび後処理の意義
   ・溶液製膜は搬送するだけでなく、面状品質や物性品質を達成するために
   均一にかつ張力をコントロールしつつ乾燥する乾燥機の一部でもある

5.溶液製膜/溶液塗布プロセスで良く遭遇するトラブルの原因解析と対応方法
 5-1. プロセストラブルの原因解析
 5-2. 対応方法

6.まとめ

スケジュール
12:30-14:20 講義
14:30-14:40 休憩
14:40-16:30 講義

※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード
ポリマー、高分子、フィルム、溶液、製膜、キャンスティング、乾燥、ウェブハンドリング
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