NISSAN, MAZDA, FIATなど世界中の自動車産業,BOEING, PANASONIC, LGなど多くの先端的大企業から小企業まで,商品の開発,改善,ユーザーエクスペリエンスまで広く使われている感性工学の考え方から,評価実験,すぐにできる分析方法のハンズオンまで一通りカバーします!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1.感性工学とは?
1.1 感性とは 心理学での基礎
1.2 感性工学による商品開発と商品の進化
1.3 感性工学の歴史と応用例
・PANASONIC 電球型蛍光灯,NISSAN steering wheel,SHARP 液晶ビューカム,
自動車業界での応用例,ホテルなどサービス業での応用例など
・女子大生のお出かけスーツ設計システムFAIMS(分析のモデルケース)
・自然言語などAIベースの分析例
1.4 質感の感性工学
・細かい表面仕上げ,光の拡散・反射特性と感性との関係
1.5 感性人間工学
・モーションキャプチャーなど物理的計測,筋電図測定などの生理的計測手法と,
感性工学の合わせ技:三洋電機の洗濯乾燥機やシェーバーの例
2.感性の測定方法
2.1 SD法と尺度論,統計分布
2.2 主成分分析(多次元の感性構造を抽出)
2.3 クラスター分析(代表的なサンプルのグループを形成,共通要素を発見する)
2.4 回帰分析系(細かい設計要因と感性との間の関係を推定する)
3.感性評価データ分析のハンズオン Google Colaboratory
(Googleのクラウドコンピューティングサービス)でPythonで書いた
プログラムを動かして感性工学の評価データを分析します.Googleアカウントが必要です
3.1 主成分分析による感性構造抽出
3.2 クラスター分析による主要なデザイン要素の発見
3.3 PLS回帰分析によるデザイン要素と感性との関係の推定