★なぜファインバブルに着目したのか?本当に有機合成に活用できるのだろうか?
 研究室レベルだけでなく工業レベルにまで応用できるのだろうか?

ファインバブルの基礎知識から
有機合成を基盤とするグリーンものづくりの研究事例・将来展望【LIVE配信】
~ 空気酸化反応、水素添加反応、過酸化水素合成、光酸化反応、フロー反応などへの応用 ~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
ファインバブル【WEBセミナー】
セミナーNo.
220415
開催日時
2022年04月20日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
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定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・資料付

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、→こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
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3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・各企業・研究機関の技術者・研究・開発者・実務担当者
・ファインバブル等の新たな手法を活用することで自社技術のブラッシュアップ、低コスト化、ブレイクスルーを検討している方
・ファインケミカルズ、特殊・汎用化成品メーカーの方
・ファインバブル装置メーカー、ユーザーの方
・プラントメーカーの方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・ファインバブルの性質(有機溶媒中の挙動も含む)
・ファインバブル発生装置の基本的な仕組みと運用上の留意点
・気相が関与する多相系反応へのファインバブルの活用
・空気酸化反応、水素添加反応、過酸化水素合成、光酸化反応、フロー反応などへの応用
・グリーンものづくり
趣旨
 ファインバブル(FB)とは直径が100 μm以下の気泡の混合状態であり、通常のmm~cmの気泡とは異なる性質があります。現在では直径が1~100 μm(微生物 ~ 細胞 ~ 卵子の大きさ)の気泡を「マイクロバブル(MB)」、直径が1 μm未満(DNA ~ ウィルス ~ 微生物の大きさ)の気泡を「ウルトラファインバブル(UFB)」と呼ぶことで統一されています。これまで流体力学、環境工学、農学、水産学、医療などの分野で発展しており、有機合成化学に用いた例は2010年までありませんでした。
 なぜファインバブルに着目したのか?本当に有機合成に活用できるのだろうか?研究室レベルだけでなく工業レベルにまで応用できるのだろうか?などの疑問に対し、静岡発の気相が関与する環境調和型多相系有機合成プロセスを開発した経緯と、これからのグリーンものづくりについて最新データとともに紹介します。
 尚、個別の質問についても、可能な限り対応します。また、講師への連絡先は資料に掲載します。後日のご質問・お問い合わせにも可能な限り対応します。
プログラム

1. はじめに:ファインバブルを理解するための反応相に関する基礎知識
 1-1. 反応の分類(多相系反応)
 1-2. 気相-液相、気相-液相-固相反応、気相-液相-液相反応

2. ファインバブルの基礎と有機合成用ファインバブル発生装置
 2-1. ファインバブルの性質(上昇速度、自己加圧効果、バブルの溶解原理など)
 2-2. ファインバブルの発生方式(気泡径、サイズ分布、数の制御方法)
 2-3. ファインバブルの一般的利用例
    (洗浄・水産・医療・水耕栽培/気体別ファインバブルの利用例)
 2.4. 有機合成用ファインバブル発生装置
   (有機合成に対応可能なファインバブル発生装置の例)
 2-5. ファイルバブル技術の標準化動向

3. ファインバブル手法によるアルコールの酸化反応
 3-1. 一般的な空気酸化反応
 3-2. TEMPO触媒系空気酸化反応
 3-3. メタルフリー空気酸化反応

4. ファインバブルの効果
 4-1. ファインバブル効果の実証(存在の確認と物性測定)
 4-2. 有機溶媒中における溶存酸素飽和率(水との違い)
 4-3. ファインバブルの計測・測定技術(サイズ・発生量)

5. ファインバブル手法による接触水素化(水添反応の実例)
 5-1. 接触水素化の工業的な利用(高反応性、プロセスの簡略化)
 5-2. アルケン・アルキンの接触水素化
 5-3. 芳香族ニトロ化合物の接触水素化
 5-4. 芳香族の接触水素化

6. ファインバブル手法による過酸化水素合成
 6-1. 過酸化水素の工業的製法
 6-2. アントラキノン法によるワンポット過酸化水素合成
 6-3. 合成した過酸化水素水の直接的利用

7. ファインバブル手法による光酸化反応
 7-1. 一重項O2によるスルフィドの酸化反応
 7-2. 一重項O2によるイミンの酸化的脱水素化ホモカップリング
 7-3. 一重項O2によるγ-Terpineneの酸化的芳香族化

8. ファインバブル手法の最新の成果
 8-1. ファインバブルフロー合成の研究事例
 8-2. ファインバブルの新たな効果(触媒毒抑制)
 8-3. ファインバブル含有燃料への展開
 8-4. その他

9. おわりに:ファインバブル手法の将来展望
 9-1. ファインバブル手法の立ち位置
 9-2. 関連する特許について
 9-3. 本技術の優位性整理・用途展開・可能性 

キーワード
ファインバブル,有機合成,ファインケミカルズ,気相,セミナー,講演,研修
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