※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
1.蛍光体の基礎知識と設計
1.1. 蛍光体の歴史、世界最古の蛍光体は日本人が開発した
1.2. 発光におけるルミネセンスの原理
1.3. 発光イオン (不純物) 型蛍光体と半導体 (自発光) 型蛍光体
1.4. バンド理論に基づく新しい熱消光理論、次世代のレーザー励起用蛍光体で重要な考え方
1.5. DOEの勧告に基づきナローバンド (狭帯域発光) 化に!日本はガラパゴス化?
1.6. 白色LED中の青色光が危険という嘘
2.実用蛍光体の長所と欠点
2.1. 黄色(Y,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ce(日亜化学) 優れた熱特性と特許問題
2.2. 黄色α-Caサイアロン:Eu オレンジ発光として車載用途で活路を見出す
2.3. 赤色(Ca,Sr)AlSiN3:Eu リモートフォスファーへの対応と特許問題
2.4. 赤色Sr2Si5N8:Eu 劣化問題はほぼ解決
2.5. 赤色K2SiF6:Mn 狭帯域発光で高い輝度を実現
2.6. 緑色β-サイアロン:Eu バックライト用の狭帯域発光
2.7. 黄色La3Si6N11:Ce YAGとの違いと最近の採用状況
3.蛍光体メーカーおよびビジネスの状況
3.1. 蛍光体マーケットの見積もり
3.2. 1kg何十万円から何百万円以上の高価なLED用蛍光体がなぜビッグビジネスにならないのか?
3.3. 世界における蛍光体企業および研究者
3.3.1. 日亜化学
3.3.2. 三菱ケミカル
3.3.3. 東京化学研究所
3.3.4. 根本特殊化学
3.3.5. デンカ
3.3.6. Daejoo Electronic Materials(韓国)
3.3.7. LWB
3.3.8. Intematix
3.3.9. 北京有色金属研究総院
3.3.10. 北京宇極科技発展有限会社
3.3.11. 中国のBig5
3.3.12. あまり知られていない台湾の蛍光体メーカー
3.3.13. サムスンの蛍光体内製中止と蛍光体事業を引き継いだ会社
3.3.14. その他の最新情報
4.新たな蛍光体の開発状況
4.1. Cd系およびCd-フリー量子ドット蛍光体
4.2. ペロブスカイト量子ドット蛍光体 従来の量子ドットと何が違う?
4.3. ガイアフォトン、ゼブライト、FOLP:Eu2+など
4.4. 新しい組成の蛍光体の開発例の紹介、赤外から黄色までの発光
5.Phosphor in Glass、セラミックスプレート、リモートフォスファーやChip Scale Packageのような新しい部材構成の利用
5.1. レーザー励起に向けての単結晶や焼結体の利用
5.2. 酸化物、窒化物、フッ化物蛍光体合成のノウハウ、何が一番重要なファクターか?
5.3. マイクロLEDに適した最新の低温合成法
5.4 新規合成法による世界で最も明るい蓄光蛍光体の実現
6.太陽電池用波長変換膜
6.1 太陽電池用波長変換膜がなぜ必要か?
6.2 蛍光ナノ粒子の必要性とコストの要求
6.3 市場の予測
7.植物工場用波長変換膜
7.1 植物に必要な赤色は人とは異なる
7.2 なぜ赤色LEDではだめなのか?
7.3 レタスを作るだけでは未来はない
8.紫外線を発する蛍光体
8.1 水処理における水銀灯代替
8.2 新型コロナ対策で利用できる?
9.蛍光体関連物質としての顔料
9.1 発がん性でコバルトブルー (青) と酸化チタン (白) が使えなくなる!
9.2 優環境・低コストのマンガンで顔料と蛍光体を作ろう!
9.3 酸化チタンに替わる化粧品用途 三原色蛍光体で白色に輝く顔料に!何が難しいか?
10.その他の最新情報
10.1 バイオ関連の発光材料の用途は?
10.2 偽造防止用蛍光体に大きなマーケットはない
【質疑応答】