失敗学(リスクマネジメント)を活用した化粧品の品質保証【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
失敗学【WEBセミナー】
セミナーNo.
220570
開催日時
2022年05月31日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  55,000円(1名当たり 27,500円)(税込)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
お申込みご希望の方は こちらからお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
趣旨
畑村洋太郎先生の「失敗学のすすめ」エピローグには以下の記述がある.(以下抜粋)
「最大効率をお題目に,こうやればどうなるという仮想演習さえ禁じて,関連するはずの他部署の仕事の中身もまったく教えず,全体システムの中でそれぞれの関係の脈絡を断ち切ってきたのが,日本企業の典型的な管理手法でした.このやり方で,作業者を思考停止状態に陥れた挙げ句,失敗が起こった時の言い訳が「思いもよらなかった」「予測できなかった」の決まり文句です.「思いもよらなく」「予測できなく」させているのは何なのか,もう一度深く考えるべきです.」
「日本は明治維新以来,先行する欧米に追随し,これをマネすることを良しとしてきました.その成果として目覚ましい発展を遂げることは出来ましたが,一方で,独自の文化,文明をつくる創造性を育む努力を怠ったために,これ(注釈:独自の文化)を欠落させたことも否めません.」
本稿では,この「失敗学」の基本である「品質リスクマネジメント」の考え方で,品質文化(Quality Culture)を醸成することが重要であるという認識から,具体的に化粧品の品質保証にどう活用するかを議論する.
プログラム

1.はじめに

2.何故今品質文化(Quality Culture)なのか
2.1 Quality Cultureの重要性
2.2 日本品質管理学会からの提言

3.相次ぐ医薬品業界の不祥事
3.1 75品目自主回収医薬品大手「日医工」に業務停止命令へ
3.2 小林化工の自主回収事例
3.3 薬機法改正で法令順守が求められるように

4.化粧品業界の実態
4.1 製品の自主回収事例
4.2 製品クレームの内容分析

5.化粧品の製造販売における制約条件
5.1 化粧品の規制概要
5.2 薬事法での化粧品の位置づけ
5.3 化粧品製造販売業者の要件
5.4 化粧品GQP
5.5 化粧品GVP

6.化粧品の品質保証とは
6.1 ICH Qトリオの連接
6.2 PQSを用いた継続改善モデル
6.3 FDAが推奨するバリデーションステップ

7.再発防止(是正措置)と未然防止(CAPA)とは
7.1 再発防止と未然防止
7.2 失敗学と品質リスクマネジメント
7.3 技術者の心得と社会の役割
7.4 品質リスクマネジメントの難しさ
7.5 品質リスクマネジメントのフレームワーク

8. 失敗学を用いた未然防止
8.1 失敗学とは
8.2 失敗学のフレームワーク

9. 事例に学ぶ失敗学
9.1 何故O/Wクリームが微生物汚染して市場クレームになったか
9.2 何故容器凹みが発生して市場クレームになったか
9.3 雪印の集団食中毒の事例研究
9.4 小林化工の薬事法違反事例研究

10. 問題解決はQCストーリーで
10.1 データの採り方・まとめ方
10.2 データの見える化・グラフ化
10.3 問題解決のためのQCストーリー

11. 新製品の作り込みは品質工学で
11.1 品質工学の戦略
11.2 パラメータ設計の概要
11.3 SN比とその計算手順(望目特性のSN比)
11.4 動特性のSN比(ゼロ点比例式)
11.5 パラメータ設計の具体例
 

キーワード
化粧品GMP,品質工学,監査,リスクマネジメント,ISO22716,セミナー,講演,研修
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