洗浄バリデーション当局指摘事例や実務Q&Aを元にポイントを解説!

医薬品製造設備の洗浄バリデーション実施と実務Q&A【LIVE配信】
~洗浄作業手順書(SOP)と報告書作成/残留許容値の設定/サンプリング方法選定~

【アーカイブ配信:9/26~10/7(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

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セミナー概要
略称
洗浄バリデーション【WEBセミナー】
セミナーNo.
220920
開催日時
2022年09月20日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【PDFにて配布いたします】

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・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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講座の内容
習得できる知識
 ・洗浄バリデーションにおけるリスク管理の重要性
 ・医薬品製造における3極洗浄バリデーション規制の比較
 ・PIC/S GMP Annex 15の改定に規定されるDHT・CHTのデータ取得・設定・評価方法
 ・洗浄バリデーションの手順書(SOP)と報告書作成のポイント
 ・サンプリング方法の選定
 ・洗浄バリデーション当局指摘事例や実務Q&A
趣旨
 cGMPに「医薬品の製造装置は、製品の安全性、本質、力価、品質または純度を劣化させるような汚染を防止するため、適切に洗浄されたければならない。」との記述がある。また、ICH Q7 12章にも「共用設備の品目切り替え時には完全に洗浄すること、専用設備であっても望ましくない物質や微生物汚染を防ぐため、適切なインターバルで洗浄するべきこと。」とあり共に、医薬品製造設備の洗浄バリデーションに対する基本的な考え方が示されている。他方、令和3年8月1日に改正GMP省令が施行され、その中で「交叉汚染防止規定」が新設された。洗浄バリデーションは、製品への異品種製品や異物による汚染防止のための設備封じ込めと共に、医薬品の交叉汚染防止を達成するための最も本質的かつ重要な手法である。
 洗浄バリデーションでは、適切な洗浄手順を構築するすることは勿論であるが洗浄後の残留物許容基準値を、論理的且つ科学的な根拠に基づき設定しなければならない。また用いる試験方法やサンプリング方法も、残留物を確実に採取し測定することのできるよう妥当なものでなければならない。
 本講演では、医薬品製造設備の洗浄バリデーションの実務を実施するにあたり、洗浄作業手順書(SOP)と報告書作成や残留許容値の設定、そしてサンプリング方法選定等に関して、最新の規制動向や関連する実務事例を多く交えながら、実務者の視点から解説する。
プログラム

 1.洗浄バリデーションの実施関する法規制と実務対応、Q&A
  1.1 海外の洗浄バリデーションに関わる法規制
  1.2 PIC/S GMP Annex 15の改定に対応した洗浄バリデーション
  1.3 cGMPにおける洗浄バリデーション
    「FDA Guide to Inspections of Validation of Cleaning Processes」
  1.4 ICH Q7(原薬GMPガイドライン)における洗浄バリデーション
  1.5 改正GMP省令(R3年8月1日施行)
    第8、9条「交叉汚染防止規定」新設、
        及び関連する2022年GMP事例集でのQ&A
 2.EMA及びPIC/S GMPに対応した洗浄バリデーションのリスク管理
  2.1 洗浄工程のリスク管理と交叉汚染のリスクアセスメント
  2.2 残留許容値の設定方法
   ・0.1%基準、10ppm基準、目視限度基準(Eli Lilly社残留基準値の設定根拠)
   ・PDE(一日暴露許容量)の算出、
      ICH Q3A, Q3C, 元素不純物Q3D,M7各ガイドラインとの関連
   ・EMA暴露限界値設定に関するガイドラインとリスクアセスメント
   ・NOAEL(無毒性量),
      NOEL(無作用量),PDE(一日暴露許容値)からの閾値設定
   ・TTC(毒性学的閾値)及びOEL(職業暴露限界)
      原薬製造工程、製剤包装工程における残留許容限度の算出方法(事例)
   ・洗浄剤の残留許容基準回収率の設定方法
  2.3 手洗浄のバリデーション、洗浄バリデーションで基準外だった場合の対応
  2.4 情報量の少ない治験薬、ケミカルハザード物質の洗浄バリデーション
  2.5 閾値設定が出来ない場合の留意点
  2.6 改正GMP省令案に提示された「設備共用の禁止(案)」への考察
 3.PIC/Sの求めるダーティーホールドタイム(DHT)・
        クリーンホールドタイム(CHT)の設定と評価方法
 4.洗浄バリデーションにおけるサンプリング方法選定及び分析法の留意点

  4.1 スワブ法、リンス法と他の方法(PHなど)の併用
  4.2 サンプリングの選定とバリデーション
  4.3 分析法バリデーション及び回収率の評価方法
 5.3極GMP 洗浄バリデーション査察指摘事例と対策について
 ・PMDA、cGMP(FDA Warning Letter)、
      PIC/S(EU)GMP、ICH Q7指摘事例と対策
 6.洗浄作業手順書(SOP)作成、雛形及び報告書作成上の留意点
 7.医薬品ライフサイクルにおける洗浄手順の構築

    ・ワーストケースアプローチとグルーピング
 8.高度な封じ込め設備を必要とする高生理活性医薬品
  8.1 洗浄バリデーションと設備共用又は専用化の判断基準
  8.2 固形製剤設備の洗浄バリデーション(事例1)
  8.3 マルチパーパス製造設備における高生理活性化合物製造時の
       洗浄バリデーション及び設備共用/専用設備化の可否について
    (事例2:FDAへの質問と回答)
 9.実務Q&A
 10.まとめ

キーワード
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