各種ポリマーの弱点を中心にポリマー選択の際の注意点や、高分子材料の劣化評価法、劣化解析法、寿命予測のポイントについて実例を交えて解説!

高分子の劣化・変色のメカニズムと寿命評価及びトラブル解析事例【東京開催】

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セミナー概要
略称
高分子劣化【東京開催】
セミナーNo.
220948
開催日時
2022年09月08日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
15名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・ゴム・プラスチックなど高分子材料に関連する技術者、開発者
・高分子材料を用いた製品の技術者、開発者、品質保証担当者
 
習得できる知識
・高分子材料の劣化の基礎
・高分子材料の劣化・変色解析のための分析法
・高分子材料の劣化対策
・高分子材料の寿命予測法
 
趣旨
 ゴム・プラスチックに代表される高分子材料は使用環境に存在する劣化因子により劣化を生じ、寿命を迎え時には大事故につながることさえある。したがって、高分子材料を有効に使用するためには劣化を正しく理解し、適切な劣化対策を施す必要がある。そこで、本講ではまず劣化・変色メカニズムを概説し、劣化対策手法を解説する。また、各種ポリマーの弱点を中心にポリマー選択の際の注意点や、高分子材料の劣化評価法、劣化解析法について実例を交えて解説する。さらには、寿命予測の基本的な流れやポイントを解説し、予測された寿命の正しい解釈について説明する。
 
プログラム

1.高分子材料の劣化メカニズム
 1-1.劣化因子
   ・熱劣化
   ・光劣化
   ・金属による劣化など
 1-2.自動酸化反応
 1-3.ポリマーの劣化と高分子材料の劣化
 1-4.高分子材料の劣化とトラブルの関係

2.変色原因
 2-1.なぜ変色が起きるのか?(変色の化学)
 2-2.ポリマーの劣化による変色
 2-3.酸化防止剤による変色
 2-4.付着による変色

3.劣化及び変色解析のための分析法
 ・FT-IR
 ・DSCによる酸化開始温度
 ・GPC
 ・TG
 ・ESR
 ・NMR
 ・XPS
 ・EPMA
 ・定量的劣化分析法

4.劣化対策
 4-1.劣化対策のアプローチ
 4-2.劣化対策のための劣化原因解析
 4-3.材料選択による劣化対策
 4-4.添加剤の選択による劣化対策
 4-5.各種材料の弱点
 4-6.ゴムの劣化対策
   ・老化防止剤の機能
   ・効果的な配合例
 4-7.プラスチックの劣化対策
   ・酸化防止剤の機能
   ・光安定剤の機能
   ・紫外線吸収剤の機能
   ・効果的な配合例
 4-8.対策の検証

5.寿命予測法
 5-1.寿命の考え方
 5-2.寿命予測モデル
 5-3.劣化評価と寿命評価の関係
 5-4.寿命評価の流れ
 5-5.寿命評価のポイント
   ・現実との乖離
 5-6.寿命のばらつき

6.劣化及び変色解析事例,寿命評価例
 6-1.加硫ゴムの劣化
   ・加硫ゴムのオゾン劣化
   ・加硫時の水分が加硫NRの寿命に与える影響
   ・ブルームによる白化
 6-2.プラスチックの劣化・変色
   ・ポリウレタンの変色
   ・ポリカーボネートのアミン系物質による白化
   ・ヒンダードフェノール系酸化防止剤による変色
   ・ヒンダードアミン系光安定剤による変色
   ・接触移行による変色
   ・二酸化チタンによるポリ塩化ビニルの変色
 6-3.アレニウス法による寿命評価
 6-4.アイリング法による寿命評価

キーワード
高分子、樹脂、プラスチック、ポリマー、ゴム、劣化、変色、解析、分析、対策
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