高分子コンポジットの作製法として、溶媒キャスト法および関連する高分子の吸着やサスペンションの分散安定性について解説し、フィラーの凝集構造の観測に有用なX線および中性子小角散乱法の基礎、フィラー凝集構造とコンポジット粘弾性特性との関係について説明します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1. 溶媒キャスト法による高分子コンポジット作製
1-1. フィラーの種類・特徴
1-2. フィラーへの高分子の吸着
1-3. サスペンションの分散安定性
1-4. 散乱法によるサスペンションの評価
1-5. フィルム状試料の作製
2. 高分子中のフィラーの分散状態および凝集構造
2-1. 透過型電子顕微鏡観察
2-2. X線および中性子小角散乱法
2-3. シリカが添加された系
2-4. カーボンブラックが添加された系
2-5. セルロース繊維が添加された系
2-6. 特性を異にする粒子が混合添加された系
2-7. フィラーの分散に関するポイント
3. 高分子コンポジットの粘弾性特性
3-1. 動的粘弾性測定
3-2. シリカが添加された系
3-3. カーボンブラックが添加された系
3-4. セルロース繊維が添加された系
3-5. 特性を異にする粒子が混合添加された系
3-6. フィラーの分散状態および凝集構造と粘弾性特性の関係
4. 高分子コンポジットの材料特性制御に関する展望
【質疑応答】