マイクロ波による加熱の基礎と応用および安全対策【LIVE配信】

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
マイクロ波加熱【WEBセミナー】
セミナーNo.
220968
開催日時
2022年09月22日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
 マイクロ波をエネルギー源として用いる方、検討しようとしている方、さらに深く理解したい方など。
趣旨
 マイクロ波エネルギーがどのようにして物質を加熱するかを、物理的な原理から実際の応用まで解説する。マイクロ波を加熱に利用するにはどのような視点で検討すればよいか、何に注意をすべきかを示すことで、望む加熱形態が達成できるか、達成できたかをご理解いただく。また、マイクロ波の照射形態による加熱の違いや、各種コンポーネントの役割などを説明する。さらに、安全対策として具体的に何をすればよいかを解説する。
 本セミナーでは微分、積分、ベクトル演算、三角関数、指数関数、複素関数が出てくるが、概念と原理を理解するためのものなので、その場で解く必要はない。
 ご受講いただくことにより電磁波エネルギーと物質の相互作用や、電磁波エネルギーを操作するための基礎知識、安全対策が習得できる。

※演示実験の動画あり。撮影事情により蛍光灯下で撮影したように画面が瞬く場合がございます。
プログラム

0.マイクロ波による加熱(基礎編)
  ・電磁波の性質、マイクロ波の性質
  ・電界と磁界の関係 
  ・「マクスウエルの式」という考え方
  ・たくさんある単位の整理と対比

1.マイクロ波による加熱(実践編)
  ・電子レンジの中のマイクロ波の「形」
  ・金属壁の表面で起こること
  ・導波管
  ・尖った金属
  ・エネルギーの振動
  ・お弁当が温まるのはなぜ?
  ・振動の「摩擦熱」とは言い難い

2.誘電率という物理性質とは
  ・「電気を通さない物質」とマイクロ波の関係
  ・2つの誘電率-実部と虚部
  ・真空の誘電率と光速の関係
  ・屈折と吸収
  ・デバイ緩和理論

3.導電率という物理性質とは
  ・「電気を通す物質」とマイクロ波の関係
  ・導電率と誘電率の違い
  ・ジュール熱と誘電緩和の違い

4.物質定数を測定する
  ・どのような原理で測定しているのか
  ・摂動法による誘電率測定
  ・反射プローブ法による誘電率測定
  ・誘電率の温度特性

5.電磁界シミュレーション
  ・マイクロ波はどのような形を描くか
  ・導波管で形を決める
  ・進行波と定在波
  ・対象を変えたらどのように変わるか
  ・反射波・透過波とSパラメータ

6.コンポーネント
  ・それぞれの装置の役割
  ・トラブルを避けるための装置
  ・解析をするための装置
  ・パワエレ技術が向上したら(GaN)

7.安全対策
  ・事故を回避するための知識と認識
  ・装置に対する注意点
  ・漏洩に対する注意点
  ・異常加熱に対する注意点

8.マイクロ波でないと起こらない加熱・反応
  ・プロセスの利便性
  ・選択加熱、速度向上
  ・温度分配
  ・有機合成への利用
  ・ではなぜ効果があるのか

9.まとめと提言
  ・装置の進歩
  ・毛細管スケールからプラントスケールまで
  ・採用するか、採用しないか、その判断は

≪質疑応答≫

キーワード
マイクロ波,加熱,基礎,基本,応用,合成,乾燥,安全,対策,電磁波,講座,講義,セミナー
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